『たったひと手間で最高のレシピへ』誇張なしで私の一番好きな塩さばの食べ方をご紹介します。

 

 

「お肉の脂はうまみを含んでいるのでそのままでOKですが、魚の脂は臭みも含むので拭き取る」

 

塩サバ……1尾

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大根……350g
酢……大さじ2
砂糖……大さじ1
味の素……ひとつまみ
輪切り鷹の爪……少々
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■注意点・覚え書き

 骨無しだったので、骨取りの処理は省略している。

 酒はスプレーで振りかけた。

 とにかくうまいのが大根おろしで、酢が食欲をそそり焼油のくどさを消し手くれる。ほかの魚にも使ってみたい。

 

 

酒を両面にかけ、冷蔵庫で5分程置く。

「アルコールは蒸発したときに臭みを飛ばしてくれる。水分も含んでいるので焼いたときにふっくらする」

 

キッチンペーパーでさばを切って、食べやすい大きさに切る。

 

大根は、厚めに皮を剥き、おろし器でおろす。
その後、重量が半分になる位まで水気を切る。

「大根おろしが水分を含み過ぎていると味が入らない」

 

大根おろしにAを加え、混ぜ合わせる。

 

フライパンに油を引き、皮目を下にして鯖を並べる(まだ火はつけない)。

弱火で加熱し、皮が縮んで反ってくるのでときどきトングで押さえながら焼く。

 

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脂が出てきたら拭き取る。

「弱火でゆっくり火を通すことで、フライパンでも皮をしっかり焼きながら水分を保ちふっくら焼き上げることができる」

 

皮がきつね色になってきたら裏返して、身に火が通ったところで火を止める。

 

皿が脂っぽくならないように、一度バットにあける。