「大切にする」って何だろう? | 使う言葉で人生が変わる!拒食症克服の先で見た景色【静岡】

使う言葉で人生が変わる!拒食症克服の先で見た景色【静岡】

2011年の娘の拒食症発症、克服、完治を通して私の人生は大きくシフトチェンジしました。言葉が人生をつくっていると体感した今、そのプロセスや言葉のチカラについて発信します。悩めるあなたの心を癒し、希望の光となるような言葉を綴ります。

 

こんばんは^^


使う言葉で人生が変わる!

癒し系コーチ 深井陽子です。

 

 

 

 

私は あなたのことを

いつも大切に思っているよ♡

 

 

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「大切にする」って何だろう?

 

「大切にする」ってどうすること?

 

 

考えたことは ありますか?

 

あなたにとって

「大切にする」ってどうすることですか?

 

 

 

私たちがよく使う

「大切にする」という言葉。

 

 

今日は「大切にする」について、私なりに記事にしてみたいと思います。

 

 

 

私は、一人っ子です。

 

両親の愛情を一身に受けて、とても大切に育てられてきたと、今でも感じています。

 

 

一人っ子の育ちかたも、結局のところ その家庭の在り方や、子育てに主にかかわった人(多くの場合は母親)によって、一様ではありません。

 

ですが、兄弟姉妹をもつ人からすれば、一人っ子は、贅沢で、わがままで、何でも新しいものを与えられて恵まれている。

 

これは私の体験ですが、うらやましがられることが多かったです。

 

「私も一人っ子だったらよかったのに」って。

 

 

*****

 

陽子ちゃん!

こんなにお母さんから大事にされて

親孝行しなきゃバチがあたるよ!

 

再々近所のおばちゃんたちから、よくこう言われて育ちました。

 

 

自分で言うのも何なのですが、私は小さな頃からしっかりしていて、誰にでも従順で、品行方正に生きてきたと自負しています。

 

なので、親の言うことは絶対だったし、そもそも反抗期というものはなかったと思っています。

 

いわゆる いい子 でした。

 

 

なので、バチあたりになるようなことを親にした記憶はありません。

 

でも、近所のおばちゃんたちから言われたこの言葉は、心の中で重石になっていきました。

 

 

ちゃんとしないとバチがあたる

 

私は親の期待に応えねばならない

 

親を悲しませたくない

 

もっと努力しなくては

 

もっとがんばらなくては

 

重石からいつもそんな言葉が私の中で響いているようでした。

 

 

私の人の顔色を見る癖や、完璧主義な面は、やはり育ってきた環境と、その中でかけられてきた言葉の影響を強く受けているのだとあらためて感じています。

 

 

 

確かに、私の親は、私のことをとても大切に育ててくれたと思います。

 

私が困らないように、間違わないように、辛い思いをしないようにと、先回りして道をならしつづけてくれました。

 

それを証拠に、親の言うとおりにしていれば、すべてがうまくいきました。

 

困ったことなんて1つも起きなかったのです。

 

自分で決めなくてもよかったので、すごく気持ちが楽でした。

 

そして、大きな挫折もなく、親の望みどおりに生きていることが、私にとっての幸せだと感じていたのでした。

 

1ミリの疑いもなく。

 

心の奥の奥のそのまた奥のほうで、本当の私が怒りと悲しみを感じているだなんて、微塵も気づくことなく。

 

 

大切に育てられてきたと思っていたそのことが、私の本来の能力や、本当の思いを封印することになっていただなんて、思いもしなかった…。

 

そのことをはじめて知ったときは、本当に痛すぎるほど衝撃的でした。

 

 

私は、私の人生を歩いていなかったのですね。

 

 

 

 

その人によって「大切にする」ということの定義はちがいます。

 

あなたにとって「大切にする」とはどんなイメージですか?

 

 

 

例えば、

 

あなたにとってかけがえのない存在。

 

私なら、2人の娘たち。

 

 

その存在を「大切にする」とは、

 

どんな心の在り方で

どんな関わりをするイメージでしょうか?

 

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「大切にする」ということ。

 

私は 尊重する ことだと考えています。

 

 

尊重しているからこそ、年齢や肩書きや財産や、外側から見えることなど関係なしに、対等な関係として向き合うことだと考えています。

 

そして、その人がもつ本当の力にフォーカスして、認めることだと感じています。

 

 

例えそれがこちらの価値観と相違していたとしても、それを認めること。

 

その人の世界観を感じること。

 

 

 

 

大切にするっていうのは

過保護にすることではない

 

それは多くの方がすでに承知していることでしょう。

 

 

ですが、無意識にあなたは、大切な人の前に、転ばぬ先の杖をたてようとしていませんか?

 

 

 

本当の意味で「大切にする」ということを、私はこう考えます。

 

 

転ぶ機会を与えること

 

間違える機会を与えること

 

失敗する機会を与えること

 

そして、その体験から

起き上がる力を引き出すこと

 

創意工夫をする

エネルギーを引き出すこと

 

なおかつ、

「あなたなら大丈夫」

と、本気で信じ応援する姿勢を

どんなときももちつづけること

 

 

結果を焦ることなく、

結果を評価することなく、

 

そこに至るプロセスに価値を見出し

応援しつづけること。

 

 

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私は、両親にとっての「大切にする」という価値観の中で育ってきました。

 

なので、同じように娘たちを大切に育ててきました。

 

 

 

ですが、少なくとも私の生い立ちの中で知らず知らずのうちに植え付けられた「大切にする」という価値観はちがっていたのです。

 

それは6年前の娘の心の病気がすべてを物語っています。

 

人は自分が体験して実際に味わったようにしか、実現できないからですね。

 

 

 

決して両親は、私を不幸にしたかったわけではありません。

 

一生懸命に幸せな人生を送らせようと、育ててくれました。

 

両親が信じる「大切にする」を全うしてきた。

 

ただ、それだけ。

 

 

だから、良いとか悪いとか、誰かを責める、そういった気持ちは私の中にはありません。

 

 

 

ですが、本当の意味で娘たちを「大切にする」ってどういうことなのかがわかったときに、私の子育ては変わりました。

 

いつからでも

子どもが何歳であっても

子育てはやり直せる

 

その言葉を信じて、私は6年前から子育てをもう一度やり直しました。

 

娘たちが生まれたばかりの赤ちゃんの頃からすべてやり直したと思っています。

 

 

そして、娘たちへの関わり方を変え、言葉がけを変えたそのプロセスの中で、自分自身も一緒に子ども時代から育ち直したのだと私は感じています。

 

自分が自分に与えるって、とても難しかったですけどね…

 

 

でも、そんなさまざまなプロセスを経て、今の私が存在します。

 

私は自分のことを今大切にしていると感じています。

 

そして、意識的に大切にしようと心掛けることもしています。

 

 

 

あなたにとって一番大切なものは何ですか?

 

そのあなたにとって大切なものを、本当の意味で大切にしていると感じていますか?

 

 

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最後までお読みくださいましてありがとうございます。

 


深井 陽子

info@saiwaibito.com