怒りの感情の奥にある本当の思いとは? | 使う言葉で人生が変わる!拒食症克服の先で見た景色【静岡】

使う言葉で人生が変わる!拒食症克服の先で見た景色【静岡】

2011年の娘の拒食症発症、克服、完治を通して私の人生は大きくシフトチェンジしました。言葉が人生をつくっていると体感した今、そのプロセスや言葉のチカラについて発信します。悩めるあなたの心を癒し、希望の光となるような言葉を綴ります。

 

こんばんは^^


使う言葉で人生が変わる!

癒し系コーチ 深井陽子です。

 

 


今週はどういうわけか職場のメンバーのミスがつづいています。

家庭(奥様の不調など)のちょっとしたバランスの乱れが、仕事への集中力に影響してしまうことってあるものですね…。


ここに詳しく書くことはできないのですが、私の職場ではお客様対応も大きな仕事の1つです。

仕事(ビジネス)も信頼関係が第一なんですよね。


ところが、重なったミスで、とても大切なお客様からお叱りを受ける事態に発展してしまい、ここ数日は、いつになく緊張感が職場に漂っています。



相手の心に沸いた怒りの感情

相手がどんなに大切なお客様であっても、怒られたり、責められたりするのは、誰だって嫌なものです。


できれば避けて通りたい

はやくその怒りを鎮めたい

こっちにだって言い分はある



こんなときは、どうにかしてその場をしのぎ、取り繕うかに意識が向きがちです。

さらに、こちらの気持ちや事情をわかってもらおうとしてしまいがち。


確かに辛い。確かに苦しい。

でも…

だからこそ、この瀬戸際の状況で、私は意識を変えてみる。


なぜ、お客様は怒っているのか?

この怒りの感情を使って、何を伝えようとしていのか?

この怒りの感情の奥にある、「わかって欲しい本当の思い」とは何なのか?




私は、こう考えます。

期待を裏切られた悲しさ

信じていたのに、思いどおりにならなかった悔しさ


本当は、私たちを大切に思っていてくださるからこその、怒りの感情なのではないかと…。





そしてね。

ここまでお伝えしたお話は、そのままあらゆる対人関係に通じることだと私は考えています。



たとえば、今お子様とのコミュニケーションに悩むお母様。

お子様の暴言や、反抗的な態度に心が折れそうになっているお母様。


なぜ、お子様は怒りの感情をあなたにぶつけてくるのでしょう?


暴言が心に突き刺さり、何度も何度も痛い思いをしているかもしれません。

ですが、ここはぐっとお腹に力を入れて、その怒りの感情の奥にある思いを見ようとしてみましょう。






お子様は、お母さんのことが大好きなんです。

誰よりも、お母さんを一番に信じていたいのです。

お母さんはいつでも自分の味方でいてくれるって、期待を寄せる人なのです。


それなのに、そう感じられない出来事がつづき、無性に悔しさや、悲しみや、怒りの感情が沸いている…

今はそんな状態なのではないでしょうか?



だってね。

期待なんてしていなかったら、怒りすら感じないものです。

信じてなんかいなかったら、悲しみすら感じないものです。


何も感じない、無関心な存在のはず…

 

 

お子様は、まだあなたのことを諦めてはいない。

 

だからこその、怒り… そんなふうに感じませんか?

 





感情をあらわにし、それをぶつけてくるとき。


それは、

私を わかって!

僕を しっかり見て!

そんな言葉できない心の叫びなのではないでしょうか?


暴言は確かに辛い。確かに痛い。

ですが、その感情をしっかりと受けとりつつ、さらに向こう側にある本当の声に耳を、心を傾けてみませんか?



仕事上、クレームは対応しだいでより深い信頼関係を築くチャンスだと私は捉えています。
(そうイメージして対応しています)


今日お伝えしたこのお話が、お子様と心のすれ違いを感じ、悩んでいるあなたの何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

 

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

 


深井 陽子

info@saiwaibito.com