屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越え
今がある雨漏りの専門家の
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
確実に昔の人の知恵を
感じることがあります。
以前から依頼を受けていた
お寺の屋根のてっぺん付近の
鉄板が飛ばされてしまい
なくなっていて
修理をすることとなりました
一部はブルーシートで
仮に塞いでいたので
雨漏りしているわけでは
ありません
順番にやり直す部分を剥がして
いくと頂上の板が
もうボロボロです
そうかと思えば側面の
板は経過相応。
ここに知恵があります。
板と板同士を
くっつけることをせずに
わざと隙間を開けているんです
そうすることで空気が流れ
万が一濡れても腐りにくくなります
今の建物だと
こういったことはありません。
よくいえば考えられているですが
悪く言えば隙間だらけ。
隙間だらけで空気の通り道が
たくさんあるから
乾く事で木材は
腐食しづらくなっています
もしも雨漏りしていて
多少漏れていたとしても
隙間が多い建物だと
ほとんど気づかないことも
多くあります。
以前漏れたんだね程度で
済ませてしまい
これに気づかずにちょっと
リフォームして隙間が出にくい
現在の施工方法で仕上げると
「今までこんなことなかったのに！」
と、雨漏りする可能性があります。
見極められなかった事で
あの業者さんが
「何かおかしくしたんじゃない？」
と疑われる可能性すらあります。
こうならないためにも
怪しいと思った時には
屋根（雨漏り）を見る事が重要です
予算の関係も
もちろんありますが
信頼を失ってしまいかねません
雨漏りの痕跡を見つけたときには
注意が必要です。