札幌市手稲区の齊藤板金 代表齊藤宏之です
屋根からの落雪に注意が必要な
今日の札幌は小雨が降るほど
気温が高く注意が必要な天気です
屋根から雪が落ちない作りなら
落雪の心配はないんだけどと
思う人はいるかと思います
最初から雪を乗せたままの前提で
作られている住宅なら大丈夫ですが
築年数の経過している住宅では
注意が必要になることがあります
雪の多い地区で屋根の雪下ろしをしていて
転落したとか、雪埋めになってしまった
とか事故が絶えない雪下ろしですが
そもそもなんでこんな危険を
犯してまで雪を下さなければ
いけないのか?
これには理由があって
学校の勉強で習う立方メートル。
水が1m×1m×1mで1立方メートル
この状態の重さはというと1トン
これをベースに考えますと
雪の積もりたて(新雪)では
雪かきの体験をしている方なら
ご存知ですが軽いです
このまま降り積もり太陽が出て
雪が解けたり、気温が高い時の
雪は水分が多く重いです
色々な条件での雪が積もることや
上から降ってくる雪の重みによって
下の雪が押しつぶされ
雪の密度が高くなっていきます
ふわふわではなくガチガチの雪質です
そして水に近ずくにつれて雪の重量は
重くなっていきます
そうなると先に出てきた水の重さ1トン
雪はここまで重量はないですが
一般的に言われる重さは
新雪で約50Kgから150Kg
一般的な屋根の大きさが100平方メートル
で50㎝の積雪だとしたら
125Kgから250Kgとなります
100平方メートル×125Kgから250Kg
=1250Kgから2500Kg
なんと1.25トンから2.5トン
これだけの重量が屋根に
乗っていることになります
だいたいカバの体重が2トン前後
あの重たそうなカバが
写真はイメージ
屋根に乗っている状態
また雪が落ちそうで落ちない時
のこんな時に屋根の先端にかかる
重みはかなりのものになります
こんな風に折れます
屋根の軒先が長くて築25年以上
経過している住宅は注意が必要です
もし屋根が折れてしまったときは
火災保険が使えるケースもあります
こんな場合の保険対応もしています
屋根工事、雨漏り修理の依頼はこちらからお願いします
そして外壁からの雨漏り修理も得意です
(株)齊藤板金