ふと思い出した婚活時代の苦いエピソード。

 会った瞬間、お通夜モードになったので、思わず口に出てしまった記憶がある。

 

 即、お断りした。

 35過ぎて、親に言われたから、しぶしぶ私にオファー出したって。

 

 いろいろ聞いてみて分かったことだが、プロフィールには会社事務と書いてあるけど、それは5年前の話で今は無職(ニュアンスをぼかして「家事手伝い」という)で、結婚相談所の入会費も月会費も全部親が出していたらしい。

 ずっと実家住まいというのに、家に金を入れたことなどなく、家事も全部親任せ。

 そのくせ、貯金はゼロで、無職になってからは親に毎月小遣いをせびっていると来たもんだ。

 

 本人から危機感など全く感じられない。

 いつまでも、この堕落した生活が続けられると思っている様子。

 

 35年間、雛鳥のように口を開けて、親がエサを運んでくれるのを待っている。

 食事以外についても、何かと親が世話を焼き、気に食わなかったら癇癪を起すような生活をしていたのだろう。

 

 そして、親も年齢的にそろそろ限界で、結婚相手に娘を押し付けようと、結婚相談所の門戸を叩いたと。

 ・・・なんかそんな感じだった。 あれには愕然とした。 

 

 「『詰め込み教育の弊害で自主性を失った~』とか、そんなチャチなものじゃない、教育の限界というやつの片鱗を味わった気分だぜ。」

 すごいよな、家事の出来ない「家事手伝い」てw 

 なお、他にも類似ケースがあったのが恐ろしい。

 

 そもそも、親も親で、普通、そこは地方自治体やその関連団体が主催しているニート・引きこもり自立支援プログラムを受けさせて、娘にまっとうな社会性を身に着けてから、婚活に臨ませるべきところだろう。

 何で、将来の夫に丸投げしようとしてるんだ。御宅の8050問題を押し付けないで欲しい。

 

 こいつらとのお見合いに支払った費用を返して欲しい(笑

 お見合い設定料10000円+会場までの交通費3000円+お茶代4000円・・・結構な額だったな。

 割とこういった婚活モンスターと呼ぶべき類とのエンカウント率高かったけど、日本の将来、大丈夫だろうか?

 ・・・妻と結婚出来てよかった。