数日前のニュースで取り上げられていたのだが、ウクライナ情勢や金融不安から安全資産として金需要が高まっているらしい。

 なんでも1gあたり9546円で相場記録を更新したとのこと。

 

 

 

 それで、上の画像は昭和天皇御在位60周年を記念して発行された拾万円金貨。

 純金20gが使用された金貨なのだが、発行当時(昭和61年・1986年)の金相場は1000円/gちょっとだったから、材料原価で2万円くらいだったのが、今の相場だと19万円と額面価値の2倍に迫るところまで上がってしまったことになる。

 発行時はバブル経済の始まる年で、浮かれた金持ちどもが土地や株を買い漁っていた時代。

 その後のことを思えば、結果的に金に全額ベットしておくのが正解だったことになるから、未来予測というのは分からないものだ。

 

 ちなみに、なぜ私がこんな高額硬貨を所持しているかというと、4~5歳くらいの時に母方の祖母から貰ったもの。こないだ実家の子供部屋を整理している時に出てきた。

 おぼろげではあるが、「こんなものよりチョコレートが欲しい」と言っていたのを覚えている。

 今となっては良い形見となってしまったが、素直に貰っておいて良かった。

 これからも大事にしまっておこうと思う。

 

 

 話は変わるが、江戸時代に流通していた小判って、市場に流通していた硬貨としてはかなり大きい部類だと思う。

 たぶん、世界最大の硬貨なんじゃないだろうか?