この前の記事で、自転車通学する女子高生の話をしたが、通勤時に遭遇する人々の中になかなか面白い人がいたりするので書き留めておく。

 私の会社通勤は定刻に自宅を出て職場に向かい、他の人も大体その様なので結構な確率で出くわすことになる。

 

 まず、ヒゲ剃り親父。

 自宅を出て次の交差点で信号待ちをしている時に出くわす。

 ふとバックミラーを覗くと後ろの車の運転席で電動カミソリ片手にジョリジョリやっている。

 よほど時間が無いのか、信号待ちの間に何もしないのが惜しいのか知らないが、自宅の洗面所でやれよといつも思ってしまう。

 あと、車の中ってパーソナルスペースなのだろうか?それともパブリックスペースなのだろうか?

 後者だったら、電車の中で化粧する女を笑えないと思うが、車中泊する人もいるから前者のような気もする。

 

 次に、土屋アンナ風の女。

 バス停でバス待ちしている30代半ば頃の金髪グラサンの女。ジーンズ率高し。

 元ヤンか何かだろうか?

 

 三人目は、ほっかむり婆さん。

 夏でも冬でも関係なく頭に布を巻いている。

 宗教的な理由では無さそうだから、ファッションなのか、それとも頭髪が薄いのかのどちらかだと思う。

 

 四人目は、原付男。

 近所の工場に勤めている工員。

 本当に運転マナーが悪い。

 少しでも早く前に行きたいらしく、左右関係なく車の隙間を通り抜けようとし、酷い時は歩道に原付を乗り上げてでも車を追い抜こうとする危ない奴。

 小学生の通学路でもあるので本当に止めてほしい。

 ・・・というか、遭遇する度に交通切符切られてしまえといつも腹立たしく思ってしまう。

 

 五人目は、パン食い女。

 信号待ちで停車した際に、ふと横の車を見ると運転席でパンを齧っている。

 ヒゲ剃り親父もそうだが、どうして家を出る前に済ましておかないのだろう?

 現代人らしく時間に追われる性分なのか?

 

 最後は、旗持ちマダム。

 小学生の安全な通学を守るべく、安全旗を持って道路の横断をサポートしている。

 毎日遭遇するので、町内会での当番とかではなくボランティアでやっているようだ。

 歩行者の横断のために、車を停車すると愛想よく会釈してくれる素晴らしい人物。

 上述の原付男は、この方の爪の垢でも煎じて飲めば良いのだ。

 

 他にも何人かいるが、特に印象に残っているのはこんな感じ。

 

 

 あと、私が思うに一番通勤・通学マナーが良いのは小学生の集団登校である。

 安全旗を手にした6年生を先頭に一列に並んで歩道を歩いている。

 まだ、子供だというのに誰も前後の者とお喋りすることもなければ、はしゃぎ出すこともなく落ち着いて登校している。その姿には頭が上がらない。敬意すら感じる。

 きっと、この辺りの住人はみんな一度は通った道なのに、どうして行儀が悪くなってしまうのか?

 やはり年を取ると横着を覚えるのかな?自分も含めて。

 

 

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