横浜市中区、南区、磯子区との境界上に位置する(というよりも根岸森林公園に隣接するといった方が分かりやすいだろうか)根岸住宅地区を訪問した。およそ43万㎡(国有地27万㎡、民有地も15万㎡)のこの地区は、在日米海軍横須賀基地司令部の管理下で、米軍人、軍属等が居住する住宅およそ400戸の他、管理事務所、食堂などがある。
 戦前は周囲一帯が山林、畑であったが、根岸競馬場としても有名であった。まだ写真のように競馬場の観覧席が当時のままに残されており、レトロな雰囲気を醸し出している。この土地は、平成16年9月2日の日米合同委員会第3回施設部会で返還合意がなされている。周囲は大変な急傾斜地もあり、平成11年には隣接地でがけの崩落もあった。今後の土地利用であるが、横浜市の「行動計画」によれば民間土地所有者の組織作りを支援するというに留まっている。