【Q&A】弥生時代の男性、男性神の髪型 | 龍と鳳凰を天井画・襖絵・屏風に描く斎灯サトルは日本一の天井画家

龍と鳳凰を天井画・襖絵・屏風に描く斎灯サトルは日本一の天井画家

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芸術家・天井画絵師
斎灯サトル
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いつも

ありがとうございます。








斎灯サトル事務局です。
















学生さんからの

ご質問です!







【質問】






弥生時代の男の人も

サトルさんの

日本神話の男性神も

髪を

耳横でまとめているけれど

なぜ昔は

男性も

髪を

長くしていたのでしょうか?

















斎灯の答え












==============





良いところに

気付きましたね。








実は昔は

髪をカットするような

習慣がありませんでした。








江戸時代のちょんまげも

髪を切らずに

まとめていました。








理由としては

髪を切る道具がない。








今の私達からすると

床屋さんや

美容院に行くのは

普通のことかもしれませんが、

当時は鉄のハサミも

ほとんどなく、

定期的に

髪を切るというよりは

伸ばして

まとめておいた方が

生活しやすかった、

推測できます。

   







その為、

今でいう

美容師さんのことを

【髪結】といっていました。








髪結とは

髪をまとめるお仕事です。







私達のような

ヘアスタイルになったのは

ちょんまげをやめた

明治維新以降です。









海外の人に

ちょんまげは変だ、と

言われて

日本人は

ちょんまげをやめたのですが、

それまでずっと

ちょんまげだったので

ちょんまげを

男性の

シンボル的に考えていました。








なのに、

国から

ちょんまげ禁止令が出たので

ちょんまげを切る時に

暴動が起きたほどです。










更には

ちょんまげを切って帰ったら

奥さんから

【男らしくない】と、

離婚があった、という

記録も残っております。








今はヘアスタイルを

好きにできる、

自由な時代で良かったな、

と、思います。







==============







【事務局より】





ちょんまげを切ったことで

離婚があった、とは

私も初めて知りました!








ご質問

ありがとうございました!















斎灯サトル事務局でした