環境の護り方
わが体調も復調の兆し。
昼1時すぎ、息子のぐずぐずが止まったタイミングで
「気分転換に行っていいよ」との夫の温かい言葉。
急きょ、隣町の美浜町へ車を飛ばす!
(近いね~!)
「武田邦彦 講演会」を聞きに行けました。
(赤ちゃんがいると、予定が立たないので
不意に何かに参加できたら、テンションあがる~!)
講演は終始「武田節」。
「省エネは国力の衰退を招く。
高速道路もビルもどんどんつくれ~!」
という話だったので、
質疑応答のときに
「では、都会の建て替えゴミ(産業廃棄物)の処理は?」
と質問してみました。
答えは
「環境は金持ちの国では護られ、
貧乏な国では破壊されていく。」
要は収益を上げて環境を護れということなので
(どちらともとれる回答だったので)
講演の中で上がっていた「原発」のはなし、
「原発は安全な原発をつくることはできるけど
そのコストをかけないで、(コストの差は約百~1000倍)
危険な原発を田舎に押しつけるから、
原子力はダメ」
「危険な状態だからこそ
田舎に押し付けるということでは、
差別だ」
という講演内容の趣旨と考えあわせて
私なりに解釈すると、
要は、
ここで、産廃をやる以上、
やっぱり産廃業者にやさしい
危機感のない
今の状態ではダメ。
(先の議会での御坊市長の答弁は最悪!!
産廃業者と市との協定書の内容について
「業者がヤルと言ってることを
わざわざ協定書の内容に書き置く必要なし」的な
バカ回答には、もうウンザリ。
事業着手前に業者が
住民のため、環境のためにヤルといってることは
きっちり書き残せ!!!!全部書き残せ!!!
契約書が分厚いなら、それでいいじゃないか!!
なにか、市民に不利益でも??
契約書はその約束を破らせないために書くのだから、
ヤルと言ってることなら尚更しっかり書くのが常識でしょ~!
将来の抜け道ばかりで未来への責任感無さすぎの
御老人市長には、もうウンザリ~。)
原子力での失敗
(電力会社が
地元民に飴を舐めさせて
施設にコストをかけない
ばらまきケチケチ施設が大爆発)
の二の舞にしたらダメ、
産廃で儲けるなら儲ければいい、
ただ、その儲けは
きっちり施設に金をかけさせろ!
つまり、
収益が施設堅固のために
使われる監視制度へ
そういう仕組みに、県と市と、住民は、
産廃企業を追い込んでいかないといけない
んだな、と、ヒントになりました。
残念ながら、「株式会社」という制度上、
利益は株主に還元されてしまいます。
それが株式会社の存在意義です。
危険を出さない為のコストをしっかりかけさせる。
危険を出すことは、さらにコストがかかって損する制度へ。
流れを変えさせることはとても容易でない以上
私も、まだまだ、息子のことだけで手一杯
な~んて、言ってられないな~と
気持ち新たに引き締まる思いでした。