「告知・縦覧」にご参加を~! | さいとうまきの日常政活

「告知・縦覧」にご参加を~!

今日は、

「人権啓発活動の人を育てるプログラム」みたいな

講座がありました(県の事業)。


人権教育では「自信」「安心」「自由」のために

「NO/GO/TELL」の重要性を習います。

つまり、「いやだ、やめて」などの気持ちをシッカリ伝えられる子に育て

虐待被害を未然に防ぐ取り組み

(大人になっても、「嫌」だとはっきり言える人であることは

被害の未然防止に重要だなぁと思いますo(^-^)o)、


で、私は今日は

朝10時から4時まで、御坊保健所に居ました。




せっかくなので、休み時間のたびに

ちらちらと「産廃の告知縦覧」、見に行きました (´∀`)。


朝でも、昼でも、夕方でも、

いつも、誰かが来ていて、

あぁ、たくさんの方が心配して来られているんだな

ということが、実感できました。


沢山の人が、真剣に意見を書いてる。

その「静かな闘志」を感じる背中に、

私はぐっときました。

みんなの真剣さがつまった

告知縦覧だな、と。



で、設置されている紙へ意見を書き終わって

「あれ?郵便切手貼って出すの?」っと・・・・。

結構、戸惑われてました。


たしかに。

何で、県は、その場に

「ご意見ポスト」を置かないんでしょうねプンプン

(日高町役場の風車の時は、

その場で投函できる「ご意見箱」がありましたよ!!)。



「産廃怖い。給食が心配。」

「説明が不十分だ。施設が不十分だ。

他県でも管理・監視が出来ず被害出してる。

和歌山県は見切り発車をするな!」

「和歌山にこんなにデカイのが来たら

小さな既存の産廃の事業所が吹っ飛ぶ。

仕事がなくなる地元の雇用を守れ!!」

「魚が食べたい。食べ続けたい。」

「石綿の持ち込み、やめて欲しい」

お孫さんの「きれいな海と魚、野菜」の絵でも

意見は伝わります。熱意は通じます。

(文字で書け!と法律は要求していません。

でも、名前と住所は書いてネ


何でもいいんです。どんな紙でも、いいんです。

そして、何度書いてもいいのです。


心配って気持ちを書けたら

ガラスの向こうにた~っくさん座ってる職員さんに

「告知縦覧、書けました!」っと言って、

手渡してください。

(その場で出せば、忘れないよ~にひひ


意見の提出者に、

地域の制限も、

年齢の制限もありません。

(法律上、ありません。どうぞご安心を!)


和歌山まで意見を出しに来られない方は

是非、メールと郵便を利用してください。


今回の画期的な取り組みは

メールでも受付してくれる点です!!!

ぜひ、利用してください!!



宛先は:

和歌山県環境生活部環境生活局

循環型社会推進室


郵便は:

〒640-8585和歌山市小松原通1-1


メールは:

e0318003@pref.wakayama.lg.jp


で~すニコニコ


御坊を離れ、ふるさとを心配しているみなさんも、

みんなで力をあわせて、がんぱろう!!

汚れた故郷には帰れないもんね!!

きれいな和歌山を、一緒にまもってください。

よろしくお願いします。


あ、提出の締切は、7月13日ですよ~ベル



本日の特別付録:

人権啓発・児童虐待防止プログラム

(小学生バージョン)に乗せて、

「産廃の危険から人権を守る」模擬授業

の台本(仮) 作:さいとうまき


先生:「「権利」ってな~に?」

こども:「安心できること」

     「自信が持てること」

     「自由だな~って思えること」~!!!!


先生:「そうだね。じゃあ、日本最大級の産廃が御坊に来たら?」

こども:「安心できない」

    「作った野菜や採った魚を、自信を持って売れない」

    「都会のゴミを押しつけられるって、自由じゃない」


先生:「そうだね。じゃあ、どうしたら安心・自信・自由が守れるかな?」

こども:「嫌だって言う」

     「逃げる

     「助けてって伝える」


先生:「権利を取られそうになった時には

     NO(嫌だって言う)、GO(逃げる)、TELL(人に伝える)

     のが、大事だって習ったもんね。

     でも、産廃から逃げるって、無理じゃない?」

こども:「みんな御坊から出ていくからいいじゃん。」

こども:「そんなのいやだよ。僕はずっとここがいい」

こども:「困ったな・・・・」


先生:「だからね、『告知・縦覧』っていう制度があるんだよ。

    法律はね、逃げられないからこそ、

    始まってしまう前に「嫌だ」「困る」ってことを

    「きちんと伝える(TELL)」ことを、保障してるんだよ。

    権利は誰かが守ってくれる、とか、

    被害にあってから考える、では遅いんだよね。

    みんな、自分の権利、大事にしようね」


おしまい。