先日、日本橋丸善の中のカフェでいただいたハヤシライスは、ハヤシライスの生みの親、
丸善創業者・早矢仕有的(はやしゆうてき)のハヤシライス!
「一度食べてみたかったから付き合って!」
という知人のお誘いで訪問。
私もカフェは初だったので、
早矢仕とカレーの2食ソースライスを注文。
ポークの旨みと柔らかい甘味が特徴のデミグラスソースは、ほんのりフルーティーな酸味とコクと両方が溶け合って、意外にサッパリ!
幕末の頃に商社をスタートさせた早矢仕有的は、
友人が訪ねてくると、家にある野菜や肉をゴッタ煮にしてご飯を添えて振る舞ったそうですよ。
福澤諭吉の門下生だったという有的…。
当時の若きビジネスリーダーのサービス精神と好奇心に思いを馳せて、
ちょっと浪漫を感じながら楽しみました!
そのメニューが今も、
本のみならず、
アート全般の文化も発信する丸善さんで食べられるというのがステキ。
知人が注文した、「プレミアムビーフの早矢仕ライス」は、ポークの旨みのデミグラスソースにビーフが入った、より旨みと深みのあるメニューで、
こちらも抜群に美味しかった!
名著にちなんだメニューもあって、
本好き、本屋さん好きには堪りません。
ホッとゆったり1人でも入りやすいお店、
また発見。