冬もこのぐらいの気温なら好きになれるのに…というくらい過ごしやすい東京地方です。
先週末は初めて日本フィルハーモニー交響楽団の第716回定期演奏会をサントリーホールで鑑賞。
日フィルもサントリーホールも初めて!
今回たまたま拝見出来たのが、私がナレーションを務めてさせて頂いている『Welcomeクラシック』でお馴染みの指揮者ピエタリ・インキネンさんでも山田和樹さんでもなく、3月の公演が好評で再共演となったドイツのアレクサンダー・リープライヒさん。
幼い頃バイオリンを習い、クラシックバレエも10年以上やり、フィギュアスケートもやってきたのに…、お恥ずかしながら全然詳しくないし楽譜も読めない私です。
でもやっぱり生でクラシックの演奏を間近に体感するというのはとても贅沢な時間でした。
写真はクラシックさとモダンが融合したロビー。
中の正面の壮大なパイプオルガンの圧倒的な存在感や、ステージの後ろや脇にも客席があるサントリーホールの特別な作りも素敵でしたが、
何と言っても生で聴くハーモニーの美しさは想像以上!
楽器の美しさ、音の迫力と滑らかさのメリハリ、奏者の皆さんのピリッとした空気を感じながらその緊張感を共に味わう感覚は芝居と同じで生ならではの特別感がありますねぇー。
そして渋カッコいい紳士といった感じのリープライヒ氏の独創的で自由な指揮のリードから生まれる"ハーモニー"を、ほぼ満席の客席の熱気の中じっくり堪能しました。
開演は14時からですが、1時間近く前からプレトークと言って"本日の聴きどころ"を解説して下さるサービスがあったんです。
コレ素晴らしい!
プレトーク解説は広瀬大介さん。
ポイントを分かりやすく説明してくれたおかげでこの日の演目の楽曲の共通点やストーリーを素人なりに感じながら音のメリハリに気付くことができた気がする!
また指揮者のリープライヒさんに自然と親しみやすさを覚える様なエピソードも入れて下さり。
一緒に行った吹奏楽部出身の友人もこれ素敵な配慮、と喜んでた…。
曜日や公演によって違うと思いますが、
プレトークがある日はぜひここから楽しんで頂きたいな。
そして今夜は夜10:54〜『Welcomeクラシック』O.A.です。
お時間合う方、ぜひご覧下さい。
毎週水曜日 22:54〜23:00 O.A.
BS朝日『Welcomeクラシック』
ナレーション
日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者・ピエタリ インキネン氏と、正指揮者・山田和樹氏がご紹介するクラシックの世界をミニ番組でお送りします。
ぜひ、ご覧下さい!