昨日は、新橋で仕事を終えた後、
東京国際キルトフェスティバルを観に、東京ドームへ。
今日が最終日です、興味のある方急いでー!!
昨年はムーミンでしたが、
今年の特別展示は、
「キルトで綴る大草原の小さな家」
そう!
私も毎週楽しみにNHKで観ていたアメリカのドラマ「大草原の小さな家」
(原題:Littele House on the Prairie)のあの世界がキルトで再現されています。
この原題のprairieという単語、この作品で知って覚えたなぁ。
あの美しいテーマ曲と、お父さん、お母さん、メアリー、ローラの顔が久々に懐かしく脳裏に蘇りました。
「大草原の小さな家」と言えば・・・馬車ですよね!
幌もキルトで出来ています!
ドラマの中でもお母さんがキルト作るために運針をするシーンは何度も目にしましたが、まさに女性たちが家族を想いながら日々手仕事をしていた、そんな時代の物語ですね。
インガルス家のおうちの中の再現コーナーでもキルトが美しく・・・、また朴訥としてホッと出来て、とても自然に溶け込んでいます。
キルトは「ただいまー!」とドアを開ければ、必ずそこに優しいお母さんがいて、手作りのおやつやいつもの家庭の匂いに一瞬で包まれる、
そんなかけがえのない温かな家庭を象徴するものだと改めて感じました。
こちらは様々な部門の展示。
色んなテーマがあってキルトの自由さが伝わり楽しいです。
でもひたすら圧巻の作品ばかり。
工夫やアイディアがあってもこんなに素晴らしい作品を、どう組み立てて作っていくんだろう・・・。
あっ、赤いモザイクとツリーの連なりの作品はキャシー中島さんの作品。
赤いモザイクはとても好みです。^^
キルトフェスの会場でも何度か目にした
「手仕事」
という言葉が私は大好きです。
もっと言うと「手しごと」と表記するのが好き。
世の中様々なことが便利になっても、手しごとには時間と手間がかかる分、その想いも一緒に込められていて・・・。
だから手仕事されたものは簡単には捨てられないんですね。
私の祖母も、手しごとで沢山のものを遺してくれました。
半纏、浴衣、布団・・・・。
驚くほどに丈夫で、今も大事に使っています。
そしてもう会うことのできない祖母の当時の想いを想像しながら祖母を今もすぐそばに感じられることは、幸せなことです。
キルトも同じように、その時代を生きる女性が誰かの為に心を込めて糸と針を持ち、未来の誰かにも語り掛けることのできる「手仕事」なんですね。
今こそ、こういう何世代にもわたって使い続けられる「手仕事」を想いを込めて始めてみたくなる素敵な展示でした。
「大草原の小さな家」また観たくなった!
最後に会場出た後の東京ドームを。