先日、ご一緒させて頂いた加藤和樹さんと戸田恵梨香さんの映画『恋極星』を見てきた。
泣けた。
脳腫瘍とか自閉症とか・・・・身近にいた経験があってちょっとリアルに迫る部分も多かった。
颯太役の加藤和樹さんの役どころ・・・・、一見軽そうに見えて、
実はあえて事情を隠すために、そう努めて飄々と、軽く振舞っていたのが後からわかるんだけど、
最初が少し軽めのキャラだから余計に切なくなる。
心の微妙なヒダを表現する事や、「装う」演技ががなかなか難しそうな役だけど、
根が素朴でピュアな心の優しい颯太役は加藤さんの雰囲気にとっても似合ってた。
颯太役を通して、やっぱりカッコ良さ+加藤さんご本人の人間性の味わいみたいなものが
しっかり滲んでいた役どころだった。
加藤さんも戸田恵梨香さんも、ストーリーと共に抱える事情はシビアなのに、
表情がどんどん豊かになるのがステキで。
結末の事実より、一番大切な人の為に自分にやれることは何なのかを、
それぞれの『生』の中で必死で考え実行しようとする、
そんな人間の愛のエネルギーの清々しさに動かされた涙だった気がする。
それと「みずがめ座流星群」が何度も連呼されて、みずがめ座の私としてはちょっぴり嬉しかったな。笑
あっ、あと今も気になってるんですけど、
電車の窓越しに颯太は何て言ってたの・・・・?
えぇー、それストーリーの中で明かされないのぉ~??
気になりますよー、監督~( ̄□ ̄;)!!
私、夜も眠れません・・・・。笑
AMIY MORI監督は女性でベースはフォトグラファー。
女性目線だからか、予想できる場面でも普通にドキドキしちゃった。笑
それに最初の小さな二人の雪景色の引き画は、宇宙の中の一つの星の様に綺麗だった。
エンドロールにもう一度見たかったくらいこの物語の象徴的な画だったと思う。
そして大好きな青山テルマさんの主題歌も良かったな。
けど和樹さんの『Chain Of Love』も合ってたんじゃないかと・・・・??
でもまぁ、主演の俳優さんの歌が主題歌になることはあまりないのかな。笑
とにかく加藤和樹さん、戸田恵梨香さんがキラキラ輝いていた作品。
それにしても改めてセリフを聞いてて加藤さんの低音の声は艶があってイイと思った・・・・。
ipodに収めた「Venom」や「Chain Of Love」を聴いてると、
話すときと歌うときの声の表情が微妙に違うんだなと感じる。
加藤さんの声・・・、アニメのキャラクターとかでも聴いてみたいぞ!
残念ながら私はリアルタイムで拝聴していないけれど、
以前文化放送・伝説の番組「マベラジオ」をなさってたんですよね。
またラジオもやって欲しいな。
はぁ、久々の恋愛映画だった、『恋極星』。
そうそう、改めて感じたこと・・・。
プラネタリウムでデートって、アナログで昭和な感じで・・・、なんかやっぱりいいね(≧▽≦)