日本の皆様、いつもブログにお越しいただきありがとうございます。

 

最近誕生日を迎え32歳になりました。

ブラジルにある会社オフィスにはたくさんの手紙とプレゼントが届いていました。

自分の大好きなコアラのマーチもありました。

オブリガード(笑)(笑)(笑)

 

世界中にこんなにたくさんのプロサッカー選手がいる中で、自分を選んで応援して頂けることに感謝しています。

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その中に1つのメッセージカードがありました。

 

だけど。。

 

その人は今、この世にはいない。

 

自分の婚約者からの最後の手紙でした。

 

半年前の出来事。

 

2018年1月に余命3ヶ月と宣告され、今は天国にいる大切な人。

 

今でも彼女が病気で命を落とした瞬間は覚えています。

 

最後に言われた言葉。。

 

最後に触った、手の感触。。

 

今までの記憶、全部。。。

 

僕は16歳でブラジルに行き、人生の半分以上を海外で生きてきて、今まで出会った皆様や、サッカーと共に色々な経験をさせて頂きました。

今まで海外でも外国人として差別され、自分を受け入れてもらえない、練習中パスも回ってこない、選手としてのプレッシャーや批判も多く、押しつぶされそうにもなったけど。。。

 

だけど。。

 

こんなに苦しくて辛い経験をしたことはありませんでした。

 

夢や目標を追いかけること、人と出会うこと、人生全てにおいて。

 

覚悟と責任、勇気がないといけないと思う。

今までも海外でプロサッカー選手として、経営者として、一人の人間として様々な困難を乗り越えてこれたのも。

 

全てこの人が隣で支えてくれて、どんな時も自分の味方でいてくれたから。

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生きているうちにもっと色々と話したかった、感謝の気持ちを伝えたかった。家族になり人生を共に歩んでいきたかった。

 

自分のサッカー人生に巻き込むんじゃなく、もっと自由に大好きなことをさせてあげたかった。

 

突然、大切な人が目の前からいなくなる。

 

また会えるなら会いたい。。

 

後悔ばかり。

 

色々と思うことはあるけれど。忘れる事もできないけど。

 

自分は前に進んでいかないといけない。

 

自分の父親も病気になり、もう1人で歩くことはできないけど。。

死んでしまったら、何も出来ない。。

もう会えない、話す事も見る事もできない。。

 
このブログも、たくさんの皆様にお越しいただき感謝しています。
 
所属チームからも発表されていましたが、もう一つ皆様に報告があります。

膝の再手術をすることになりました(3回目)

 

契約は残り2年間。。

 

人生サッカーだけじゃないけど。

 

自分が覚悟を決めて選んだ道だから。

 

大切な人と約束したから。

 

自分は生きているから。生かされているから。

 

天国にいる人の為にも最後まで強く生きていきたい。。

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斉藤誠司