Vol. 102/365
昨日は澁澤さんの展覧会の
記事を書きましたが、
本日も展覧会ネタ。
国立新美術館で
開催されている
安藤忠雄展 − 挑戦 –
会館10周年記念の
展覧会ということで
かなり力の入った
展示群ですね。
ちなみに、
安藤忠雄さんは、
世界的な建築家で
いわゆる、
コンクリートのうちっぱなし
が代名詞です。
今回の展覧会では
安藤建築の歴史が
全て展示されていますが
最大の見所は、やはり
光の教会の再現建築でしょう。
もともと
大阪にある教会ですが
今回の展覧会のために
敷地内に建築しました。
トークショーで
仰ってましたが
7,000万円(!)かけて
同じものを再現
したそうです。
さて、
展覧会に行った日は
たまたま安藤さんが来館し
トークショーが
おこなわれていました。
安藤さんからは
次々と面白い話が
ありましたが
とりわけ、
印象深かったのは
自分で考えて
自分で行動する
というお話です。
安藤さんは
大学に進学できず、
独学で建築を学びました。
片っ端から建築の本を
読みまくったそうです。
日本の伝統建築や
世界の有名建築を
旅してまわり
建築を感じました。
これらは、
自分の頭で考えて
必要だと思ったからこそ
行動したそうです。
とはいえ、
いまの立ち位置はどこなのか?
方向性はあっているのか?
と、常に不安と孤独に
襲われていたそうです。
それでも、
自分で考えて
自分で行動する
を続けた末に
自分なりのスタイルである
コンクリートにこだわった建築
に辿り着いた、と。
これを聞いて思ったのは
自分で考えて
自分で行動する
とは、つまり、
Plan(計画)
↓
Do(実行)
↓
See(評価)
というサイクルを回すこと
だということ。
安藤さんも
こういう過程を経て
世界的な建築家になった
というのは興味深いですね。
自分で考えて
自分で行動する
試行錯誤しながらも
自分なりのビジョンに
辿り着くために
必要なことだな
と感じた
トークショーでした。
ちなみに、安藤さんの展覧会は
12月18日(月)までです。
↓
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また明日。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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