救命士に対する研修が久しぶりに開催されました。
エアウェイスコープを使用したビデオ喉頭鏡研修です。
窓を開けて扇風機を回し換気を良くした会場で、少しディスタンスをとったブースを設営。
実施者はゴーグル、マスク、グローブ装着。汗だく。ゴーグル曇る。
最後の効果判定のフィードバックの際にはアクリル板を挟んで。
窒息による気道閉塞によるCPAが症例となるが、新型コロナウイルスを意識しすぎると、マギール鉗子による異物除去中も、気管挿管中も換気確認後まで30秒以上胸骨圧迫が停止してしまうことに。
蘇生の予後を改善させると考えられる胸骨圧迫の割合(CCF:chest compression fracttion)が著明に落ちてしまう。
新型コロナウイルスはこのような面からも人の命を奪うのか。