たかの、青竹打ち 佐野ラーメンの店 | 春夏秋冬ランチ日記 in 埼玉

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日々のランチの備忘録です。
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2021年1月9日(土)午後2時近く。
久しぶりに、佐野ラーメンの名店「たかの」さんにやった来ました。前回訪問したのは2017年2月なので、はや4年近い月日が流れたことになります。
外観は、全く変わっていませんねニコニコ
駐車場の横に、「青竹打 佐野ラーメンの店」とあります。
この青竹打というのが、佐野ラーメンの真髄ですね。
 
 
相変わらずの人気ぶりで、この時間帯でもかなり行列がありました。回転は早いのですが、それでも20分くらいは待ちました。おかげで今回はメニューをしっかり確認することが出来、メニューの最後に、「お得なランチセット(11:30~15:00)が掲載されていることに初めて気づきました。
 
 
お得なランチセットは四種類あり、次の通り。
A:塩味ラーメン・半チャーハン 800円
B:塩味ラーメン・半キムチチャーハン 850円
C:塩味ラーメン・餃子三個・半ライス 860円
D:塩味ラーメン・炙りチャーシュー丼 800円
ラーメンは、差額を払ってお好みのラーメンに変えることが出来ます。
 
今回は、この中から、Aセットをいただきました。
こちらのチャーハンが美味いのは過去実食済み、人気メニューです。
半チャーハンといっても、ボリュームがけっこうあります。
 
 
そして、待ちに待った塩ラーメンが登場!
具材はチャーシュー2枚、メンマ、海苔、ネギ、といたってシンプル。
 
 
麺は、自家製・青竹打の中太・縮れ麺。青竹打については、よく、「独特の強いコシが生まれる」とされていて、強い弾力があるものと誤解されがちですが、多くの佐野ラーメンの麺はむしろ「へろへろ」と柔らかく、縮れによって少し弾力がある感じです。それを知らない方が佐野ラーメンをはじめてたべると、ガッカリされることが多いので、要注意ですね。「たかの」さんの麺はそこまで「へろへろ」ではありませんが、強い弾力を期待されていると、かなりのギャップがあると思います。
 
 
スープは、とてもあっさりとした透明度の高いスープです。魚介出汁がじんわりわきあがってくる味わい深いスープで、個人的にとても気に入っています。
 
 
佐野ラーメンと言っても、昨今は様々なバリエーションがあり、コシの強さも様々になってきました。こちらは、佐野市の人気店「おぐら屋」で修業された方が開いたとのことで、オーソドックスな佐野ラーメンの延長線上にあります。コシというより独特の歯応えがある伝統的な麺、魚介出汁が効いた洗練された塩スープは、まさに佐野ラーメンの真髄を継承していると思います。

たかのラーメン / 浦和駅南浦和駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8