中小企業診断士試験 過去問1次 平成30年 経営法務 第8問 | 2019年度ストレート合格するための中小企業診断士情報

2019年度ストレート合格するための中小企業診断士情報

中小企業診断士受験の合格のための支援をおこないます。
さまざまな情報や試験のための戦略、勉強の仕方などを平成29年度合格の6人で伝えていきます。

皆さまこんにちは!法務担当のとしぴーです。
今日は12月最後の金曜日。お仕事をされている方は、仕事納めの方も多かったのではないでしょうか。
一年間本当にお疲れさまでした!!
冬休みは疲れをいやしながら、勉強はぜひコツコツと…。
ストレート合格には積み重ねが大事です。
 
さて今日は第8問です。
 
 
(出典:一般社団法人中小企業診断協会)
 
いよいよ法務の出目領域である知的財産権の登場です。
どれだけ頻出かというと、直近5年における知的財産権からの出題は、全25問から8~10問も出ています。
そしてこのうち、産業財産権(「特許法」「意匠法」「実用新案法」「商標法」)は4~5問は必ず出ています。
似たテーマが繰り返し出ることもあるので、ぜひ過去問でしっかりインプットしてください。
 
第8問は意匠法がテーマです。
過去5年ではH26第7問、H27第12問、H28年第8問・第9問、H29年第9問で出題されています。
ぜひ一緒にチェックしてみてください。
 
さて、第8問は意匠の類似に関する問題です。
ア.はちょっと難しいかもしれません。イ~エを見てみましょう。
 
イ.意匠登録は、先願であることが要件です。
もし同じ日に2以上の同一または類似の意匠登録出願があった場合は、本人同士で協議し、1人のみが意匠登録を受けることができます。
しかし協議が不成立となった場合は、誰も意匠登録は受けられません。
よって×です。
 
ウ.意匠権は、登録意匠に類似する意匠についても、業として実施する権利を専有します。
よって×です。
 
エ.日本語が分かりにくいですが、「関連意匠にのみ類似する意匠」とは、本意匠とは類似していないため、関連意匠として登録することは認められません。
よって×です。
 
以上から、アが〇となります。
 

 

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