結婚式 | 早紀のブログ

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昨年にいきなり友人からの呼び出し
ひょこひょこと顔だしたら
開口一番は
私達の結婚式を早紀ちゃんに撮ってほしいの

もちろんお断りしました(^^;;
経験もないし、大切な友人だからこそ
記念の写真は記念の写真で
一生残るのならプロのカメラマンに

夫婦揃ってのお願いに根負けしての

ほぼ10時間の撮影

休憩は披露宴に移動中、
映像が流れている時のみ

映像が8分(^^;;

時間もおして
新郎の服が破れてのトラブル

新婦の最後の口紅のシーンも呼んで貰えずで撮れず

神社ですが、
神社は撮影が厳しい
他のカメラマンを入れるのを嫌がる
撮れる場所が限定される
身動き出来ない
撮ってはいけない箇所が多い
とか制約があるのですが、
新郎新婦入れてならOKだとか
この範囲ならという範囲が嬉しいぐらい広くて

雨が降ると赤い絨毯なしの地下道からのだったけど
小雨だからと\(//∇//)\

ただ、番号を書いてるうちわを持った中国人団体が非常に多く、押し寄せて
撮影の邪魔!
赤い絨毯の真ん中に堂々と!!!
あかんやん!!
新郎新婦まだ通っていない!

やたらとしゃしゃり出てくる一眼レフを持ったおばちゃん
最後にいい加減にして下がって!
とわたしが言うと

あら?そう?

え?日本人やん!
係員が下がってと言い続けているのに無視してたんかー!!!

案の定、番号をもった団扇が雰囲気を台無し
大勢のビデオ、スマホ、カメラもどわーっと

他人から微笑んでおめでとうございますという
そんな長閑なシーンは遠巻きのお年寄りの方しか雰囲気は出ておらずの(T ^ T)

ヘロヘロになりながらの
親戚や友人の撮影

時間がきたら
披露宴にお客が入る前に撮らなきゃいけないものを
撮る!!
ウェルカムボード
あれ?(^^;;
中かぁーい(笑)
四苦八苦になりながらの撮影を覚悟していたのですが

司会を担当している友人が

ビデオカメラマンとカメラマンがいますが
カメラマンを担当している方、
女性の方は
実は聴覚に障害があります。
彼女とお話する場合は肩を叩くか
目の前でお話をしてください。

普通の人よりはものすごくお話をします

って案内あったよーって来ていた友人が教えてくれた

だからジェスチャーしてきたり
私と目が合うと笑顔をくれたり
ポーズをとってくれるんだ

結婚式に気を使わせちゃいけない
聴こえてるふりをしなきゃと

逆に撮りやすかったし
笑顔がたくさんだった

もしかしたら今まで
後ろから写真撮って!
と言われていたのかもしれない
周りが誤解せずに気を悪くしないためには
最初に説明があればよかったんだ

昔、上司に
会社の顔としてお前は立っている
お客様にとっては
お前か耳聴こえないなんて知ったこっちゃない
給料貰えるだけの仕事をしろ!
お前に何かあれば俺が出て来てお客様に頭をさげる
お前を立たせたのは会社の責任だからだ!
やれる事はやれ!

私が聴こえないって
参列者には関係ない

でも言ってもらえるだけで
こんなに違ってくる
周りの目が優しい

すごくありがたく
嬉しい

友人は初婚で
旦那は2度目

旦那さんに伝えたいのは
結婚式をあげてくれてありがとうだ。
男の方は結婚式なんぞどうでもいい
面倒臭い
それでも
彼女のお母さんのために
彼女がお母さんに親孝行するために
結婚式を挙げようと提案したのだろう。
憶測だけど

挙げようと男の人が重い腰を上げたのは事実だ。

彼女が着物を着ている時、
泣いてしまった。

そして私の口から

ほんまに良かった
ほんまに
良かったよね

彼女は写真を撮られるのが実は苦手
彼女は
こんな歳で結婚式っていいのかな?
なんて色々考えてたらしいけど
私の言葉と
私の涙をみて
私は祝福されてる
結婚式していいんだと
嬉しさに変わったと
後ほどメールが届いた。

撮影の謝礼金を受け取りませんでした(笑)
頑として

だって
これが私の彼女に対する
おめでとうの気持ちだから

カメラマン引き受けてありがとう

彼女の母親から
友人の新郎から
彼女から
ありがとうの眼差しが
写真にちゃんと写っていて

編集しながらも
やっぱり涙出て

こんな機会をありがとう
ほんまにありがとう

彼女を幸せにしてくれてありがとう
彼女を育ててくれてありがとう
彼女にあわせてくれてありがとう

ありがとうがいーっぱい。