梅原猛さん逝く
1月21日(月)
哲学者の梅原猛さんが亡くなりました。小生は梅原さんの大ファンで、とりわけ大学時代に「隠された十字架」という著書に出会い、以後梅原日本学に深くはまり込み、26百年前の古えから続く万世一系の天皇制に立脚した日本という国の統治の歴史と、各時代の根底にいつもあった日本的宗教観の特異性に関心を持って来ました。小生の日本を見つめる目の原点は梅原さんだと言っても過言ではありません。
彼の歴史観は常に斬新で、学会の反発や孤立も恐れぬチャレンジ精神と、歴史の中で敗者の役回りを強いられた人たちへの人間的考察が好きで、歌舞伎にはまったきっかけもやっぱり彼が脚本を書いた「ヤマトタケル」のスーパー歌舞伎からだったのです。またひとり、平成の終わりに昭和の偉人が去りました。ご冥福を祈ります。
ボーグル氏死去
1月22日(火)
米バンガード創業者で「インデックスファンドの父」と呼ばれたジョンボーグル氏が89歳で亡くなりました。バンガードは今に至り5兆ドル超の運用残高を誇る世界最大級の投信会社になっていますが、40数年前に同氏が世間から奇異な目で見られながらも、徹底した顧客本位でインデックス投信を世に出したことから始まっています。
小生もその姿勢に圧倒的な感銘を受けたひとりで、バンガード社を手本としてセゾン投信を創業しました。特にリーマンショック以降、世界的にインデックス運用が主流となってバンガードも巨大化しましたが、晩年のボーグル氏はETFを投機の道具になると、一貫してインデックスが短期売買の対象になることへ警鐘を鳴らすなど、今のインデックス全盛時代にはきっと疑問を持っていたことでしょう。
バンガードの超低コストは40年もの長い年月をかけた顧客本位の一貫性で実現した来たもので、現在大手の間で激しくなっているインデックスファンドの低コスト競争が高コストファンドと併存させてのダブルスタンダードである姿とは全く違う、高邁なビジネスモデルに立脚していることを知っていただきたいと思います。
セゾン投信はボーグル氏の理念を実践する投信会社で在りたいと、想いを新たにしております。
長野セミナー
1月23日(水)
信州長野にやって来ました。透き通る青空ですが、極めて寒いですw
日本郵便信越支社の投資信託研修会に登壇して、真の投資と資産運用の必要性、そこに果たす投資信託の役割を熱くやさしくお伝えしました!
講演後慌てて善光寺さんにお詣りに行って、年末逝った親父の先祖供養もしてまいりました。長野はスキーに来たガイジンさんたちがたくさん歩いてましたw



