羽田の悲しい欠陥
3月7日(月)  
 昨夜、札幌発1時35分の羽田行きANA便に乗ったのですが、順調に飛び立ったものの、羽田空港混雑とのアナウンスでなかなか着陸出来ず、飛行機から降りたった時には深夜で、電車はすべて終了、新宿行き深夜バスも満席で乗れない、とすっかり陸の孤島に取り残され立ち往生してしまいました。
  トホホ、とターミナル内のベンチに座った途端、警備員さんが空港ビルをもう閉めるから出てください、とのこと。更に続けて、国際線ターミナルは24時間開いてるから、タクシーでそっちに移動して、朝まで居たらとのアドバイスまで。
   仕方なくタクシーで帰ろうと外に出てみれば、タクシーは1台もなくてお客さんが長蛇の列。結局深夜の寒空の中で並んで、大枚はたいてタクシー帰宅を余儀なくされました。
  羽田空港国際化で、今や深夜でも滑走路が渋滞するそうです。すると夜遅くに到着する国内便は、今回のような極端な不利益が乗客に発生する遅延になってしまうことがあるわけで、これだけ社会インフラのハードが整った空港へのアクセス交通機関が、あまりにも定刻通りに終ってしまう非合理さと不条理さを体験してしまったのでした。
   殊に羽田のような24時間施設の都心部とのアクセスが、深夜0時から朝まで断絶してしまう現状には、あまりに画一的な対応で、実需の利便性を損なっている。即ち空港アクセスの不便さとして、国際ハブ空港を標榜しているならば、日本全体の経済的損失にまでつながる欠陥ではないでしょうか。

タンス預金急増
3月8日(火)
 マイナス金利以降国内のマネーストックは前年同月比6.7%増と急増しているようですが、実態は1万円札の引き出しが圧倒的な伸びで、これは預金者が預金をおろしてタンス預金にシフトしている状況証拠です。
 事実、金庫の売れ行きが前年の2倍の大人気で、タンス預金の言葉通りでタンスも売れていて、大塚家具の株価が上がってる、などというギャグのような話しも。
 マイナス金利政策で、強引にお金の流通量を増やそうとしても、人々が現ナマの自己貯蔵に走ってしまえば、実体経済にはお金は廻らず、逆効果となります。インターバンクのコール市場でも、マイナス金利以降資金融通の取引が激減していて、ここでもマイナス金利が裏目に出ています。
 このままでは、日銀の追加利下げが必要となってしまい、ますます異次元の世界が深化していってしまう。ここは過去の歴史を学ぶべきで、現ナマへの過信はひょっとすると痛い目に遭いかねないですよ!
 マイナス金利時代を素直に受け止めるなら、出来るだけ現金を持たないお金との付き合い方がセオリーです。

明治大学のOB会で
3月9日(水)
 今日は小生の母校明治大学の卒業生で、金融業界に働く人達が集まるOB会「金融紫紺会」でゲストとしてお招きいただいて、セゾン投信の事業戦略と金融改革の行方について、講演いたしました。
 金融業界への就職希望の現役明大生も参加していて、OB・OGと現役生が交わる有意義なコミュニティです。
 この会は殊に金融界で活躍する方々の勉強会組織で、金融改革のベクトルに沿ったセゾン投信の存在について、大いに共感をいただけました。