お彼岸
3月23日(月)
 セミナーも無く休みだったこの週末。春の訪れを実感出来るポカポカの日和。お彼岸のお中日でもあり、ご先祖様のお墓参りに行って来ました。
 お彼岸の時のお墓は賑やかです。家族連れでの立派な季節のイベントになっています。いつもは寂しい場所の象徴である墓地ですが、この時期は多くのお墓にお花が供えられ、お線香の香りも絶えません。
 六波羅蜜の彼方のあの世と煩悩だらけのこの世をつなぐ彼岸会に、ご先祖様を祀ってお墓に参るのは、他の仏教国では見られない日本独特の慣習だそうですが、とてもステキなイベントです。心が清々しくなって、良いことしたな!といい気持ちになった休日を過ごせました。

不動産動向からの考察
3月24日(火)
 2015年の公示地価は、全国の商業地が7年振りに下げ止まって、3大都市圏中心部では顕著な上昇に転じています。
 首都圏では都心の実需が高まって、商業・住宅とも23区中心に上昇していますが、郊外では取引が細っていて、不動産の動きは二極化傾向が鮮明になって来ました。つまり全体の需要拡大はもう起こり得ないことで、物件の選別による市場成熟化がどんどん進むということです。
 小生の実家がある埼玉県所沢の住宅も、売却希望価格がどんどん下がっているようで、それでも買い手がなかなか現れないのが実情です。個人生活者にとっては、不動産所有において物件流動性がはっきりと価格動向に反映される、いわば市場取引におけるリスクの健全化へと日本の不動産全体が収斂されていることを強く意識して考えるべき時代になったということでしょう。
 地方でも、中核都市とそれ以外の価格形成はますます二極化が進展するはずです。コンパクトシティ政策に一定の成果をあげている富山市では、中心部への人口流入が起こっています。高齢社会が定着する日本の新たな経済構造の前提が、不動産から見え始めています。