先日買い物に行った帰り、外食もなんなので、夫と二人で河原でお弁当を食べようということになりました。子供が小さい時は、外でお弁当を食べることも多かったものですが、最近ではそんなこともなくなりました。

堤防に車を停めて、適当な所に腰をおろし、買ったお弁当を食べ始めました。

「蟻が上がって来たら嫌だな。鳥肌が立つな。」「なんか水の生臭い匂いがする。」夫の口からは、5月の晴れた空とは、似つかわしくない言葉ばかりが発せられます。私は、子供の頃に摘んだ草花などを、懐かしく見たりしていましたが、男の子だった夫には、そんな思いはないのでしょうか。

ロマンティックな言葉は望んでいませんでしたが、「外で食べるのも、たまにはいいな」ぐらいのことが言えないのかと思いながら、早々にお弁当を食べ終え、帰路につきました。