祖父の作品をどうするか、という切実な問題。 | 山岸彩子オフィシャルブログ「日々彩々」Powered by Ameba

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自分の仕事が落ち着いてきたので、


先延ばしにしていたことをしに、

実家へ。


なにをするのか、というと

実家の一部屋をどどんと占領している
この屏風達(これで1部)の引き取り先をね、

探すんです…無気力
(↑じつは昨年からやっている…)


この屏風、染織工芸家で日展評議員をしていた
祖父の作品なのですが、

①ご覧のとおり、めちゃくちゃ大きいので、
身内が皆遠慮して引き取らない…。

②美術品業者にコンタクトを取ってみたけど、
屏風を引き取ってくれるところが、極端に少ない。

(引き取ってくれるところはあっても、横山大観くらいのビッグネームでないと厳しそう)

③どこかに寄贈できればと思うけれど、
どのような場所に寄贈すれば良いのかも分からない。
(美術館とか、しらみつぶしに連絡取ればいいの?)

④運良く寄贈先が見つかったとしても、
輸送費がこちら持ちとなると、
美術品輸送って、正直えぐいくらいに高額なので、
少し躊躇する…。

⑤そもそも祖父のこの屏風に、どれ程の価値があるのか分からない。

(染織工芸家として著名な人ではあるらしいし、由緒ある場所にも飾られているらしいのだけど、

↑祖父は、私が生まれる前に亡くなっていたので、
よく知らない

とはいえ、長い間自宅保管をしていたこの屏風に、どれ程の価値があるのか…)



という。
地味に悩ましい問題がありまして。


高齢で少しずつ細かい作業が苦手になってきた
我が父のかわりに、
「屏風のことは全部私に任せて」

と、言いきってしまった分、

なんとか良い方法を見つけたい。


粗大ゴミとして処分する、なんて悲しいことはしたくない。

叶うことならば、
大切にしてくれそうな方の元に渡ってほしい…悲しい



昨年からいろいろ調べたり、コンタクトを取ったりしているのですが、
なにぶん素人なので、
やはり限度があり…

もし、ブログを観てくださっている方で
こういう屏風の業者引き取りとか、寄附寄贈とかに詳しい方がいらしたら、
メッセージ等でお知恵を貸してください。


そしてもし染織画を愛好されている方がいらしたら…

ぜひお声がけください。


(屏風の行く末は、今後もブログに書いていきます)