3月13日から、マスク着用は個人の判断で
となりましたが、
うちの息子(4歳)
マスクを外そうとしません。
先日の幼稚園の集合写真でも、
素顔を見せることを頑なに拒み、
たった一人、マスク姿で撮影。
人気のない公園などでは外してくれますが、
人が多い室内でマスクを外そうもんなら、
顔を手で覆い隠します。
「どうして、マスクを外したくないの?」
ときくと、
「鼻の穴をみられたくないの」
とのこと。
なんと
鼻の穴とな。
物心つく頃には、マスク生活だった息子、
どうやら、鼻の穴がお尻の穴に匹敵する
恥ずかしい箇所となってしまったようなのです。
(ちなみに6歳の娘の方は、息子ほど頑なではないけど、
やっぱりマスクをつけたいらしい)
なんとか素顔で人と触れあってもらいたい
と切実に思う母。
そのために、
まずは親が手本を見せなくては
というわけで、
母、鼻の穴全開生活をはじめることにしました。
(=マスク無し生活)
とはいえ、いまだ95%がマスクの世の中、
マスクをせずにお店等に入ることは、けっこう勇気がいります。
バッグには、すぐに着用できるように
マスクを忍ばせ、
店に入る前は、まず
「着用のお願い」の掲示がないか、
くまなく確認するというビビりぶり。
そんなビクビクの脱マスク生活ですが、
スーパーの匂い、雑貨屋の匂い、駅前の匂いなど、
久しく感じることのなかった、さまざまな匂いをかぐと、
静かな喜びがあります。
脱マスク人口も増えるはず。
母はじめ、素顔で出歩く人を見て、
息子が、
そうか鼻の穴は見せていいんだ、
と思ってくれますように。