骨董屋というのは一人でやっている人がほとんどです。

 

 

 

いわば一匹狼スタイル。

 

 

 

ちなみにオットもそのタイプでした。

 

 

 

ひとくちに骨董屋といっても、ざっくり大きく分けて

お店を構えている人(店舗型)と

自分のお店を持たない人(一匹狼型)がいるのです。

 

 

 

 

 

この二つ、なにが違うと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客が違うのです。

 

 

 

 

 

店舗型は一般ユーザーが相手。

一匹狼型はプロ相手に商売をしています。

 

 

 

前者が商売を自分のお店でするのに対し、

後者は骨董業者専門の市場でプロ相手に売り買いを繰り返して商いをしているのです。

あ、もちろん混合型の方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

自分で長く続けておられる老舗古美術店は、世襲や丁稚奉公スタイルが主で親族もしくは師弟での少人数店舗経営がほとんど。

 

 

 

でもそれがいわゆる骨董美術界の正統派サラブレッド教育にふさわしい環境だったのですよね。

 

 

 

師匠である店主の元で、そのお眼鏡に叶った逸品をじっくり観て審美眼を育ててゆく。

 

 

そうして20年30年と経つうちに立派な骨董屋さんになって重鎮と呼ばれる人物になっていくのです。

 

 

 

 

 

 

さて我社の場合は・・・その正統派路線とは全く違うコースを辿ることになりました。

 

 

 

ことの発端は、

全く違う業界のお仕事に従事していた我がオット。

 

 

 

(ことの発端以降について詳しくは 

私のプロフィールにも書きました↓)

 

 

 

彼はひょんなきっかけで骨董美術業界へ足を踏み入れました。

 

 

 

 

最初、一匹狼型だったオットは

 

 

その後店舗型を経て・・

 

 

 

 

 

なんと

まだインターネットで骨董を売るなんてことを誰もが

「そりゃ無理やろ~~(笑)」と思っていた時代に・・!

 

 

 

 

嫁と二人でインターネット販売を始め、

 

 

たまたま友達つながりで人が集まってくれて

 

 

若手集団で会社が立ち上がったのです。

 

 

 

 

 

 

血縁とではなく他人同士が集まって、です。

 

 

 

 

 

これって、古美術業界の常識とはかけ離れた・・この業界では珍しい成り立ちだということがわかっていただけるかと思います。

 

 

 

若手集団って、なんか頼りないと思いますか?

 

 

 

 

 

ところがどっこい。

 

 

 

 

 

 

インターネット出品するための撮影やパソコンスキルは今の30代後半くらいの世代にはもはや太刀打ちできないほどの熟練度が、20代~30代前半の若手には標準装備されているのです。

 

なんせ学生時代からパソコン操作に慣れ、今や携帯のカメラで撮影機能を使わない人はいないですからね。

 

 

 

 

とにかく作業が速いっ

 

私の5倍くらい早いわっ

 

 

 

 

 

そしてそのスキルを使って、組織でインターネット販売に取り組んだおかげて、その取り扱い数は一日50点以上、月間1500点以上、年間ではなんと2万点もの膨大な古美術品のデータが経験値となって我が社の若手たちに蓄積していくこととなったのです。

 

 

 

 

 

 

するとどうなったと思います?

 

 

 

 

 

 

 

正統派サラブレッド教育をネットで受けたようなもんです。

 

 

 

あっというまに商品知識と価格相場を習得し、せり市で声を出してバンバン買い付けをするバイヤーとして大・大・大成長を遂げた・・

 

 

 

 

オットと私には思いもよらない想定外の奇跡でした。

 

 

 

 

 

 

 

まさかそんなことがたかだか3年くらいで起きるとは!!!

 

 

 

 

 

 

ヒトってそんな早く育つもんなの???

 

 

 

 

 

 

 

うっそ~~~ん・・

 

 

 

 

 

 

ネット時代の寵児です。

 

 

 

 

 

 

しかもウチにいるのはバイヤーだけではありません。

それ以外の寵児も育ち始めたんです・・

 

 

 

 

 

骨董美術業界に

ニューエイジ誕生。

 

 

 

 

 

 

株式会社 縁(えん)のお宝は、商材である「骨董」ではなくてですね・・。

 

 

 

この子たち「人宝」です。

 

 

 

 

 

このニューエイジ達によって、骨董美術業界はこれから大きく変わるという予感がするんです、最近。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オットと私は人間として、すでに骨董の域に・・

 

 

 

 

あ。

 

 

 

 

 

100年以上経年したものをアンティーク(骨董品)と定義するアメリカの通商関税法からいえば私たち・・

 

 

 

「骨董」にすらなれてない。使えない二人

 

 

 

 

 

ひ~~~~~~~~~

 

 

 

 

この道35年のベテランバイヤーであるオットと

全くの素人である嫁。

くすっと笑える二人の落差から垣間見える、

骨董をめぐる発見とは?

 

「骨董はパワースポット!~骨董屋嫁の裏話」

 

9つのプチストーリー、プレゼントしてます。

よかったらどうぞ こちらから~

 

 

 

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葉山彩子

 

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生家が代々続く骨董屋だったわけでもなく、短大卒業後の仕事は保育士、もちろんのこと骨董品のことはほとんど知らず鑑定なんかできません。

 

そんな私がなぜ会社社長になったのか?

 

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