さてそのお茶の間ラウンジ。
後ろを振り返ると書架に一冊の本が。
「いちばんおいしい日本茶のいれかた」
柳本あかねさんの著書だった。
むさぼり読んだ。
帰りの新幹線でキンドルにダウンロードして読んでいたら、HPのアドレスが記載されている。
紙の本とは違ってクリックするだけですぐさまホームページへ飛んでいける。
そこには「美味しいお茶のいれかた講座 4月生募集(5名)全3回」とあった。
なんてタイムリー!!速攻申し込んだ。
そして私の お茶に夢中な生活が始まったのです。
「むつかしいお作法はまず抜きで、とにかくいれかたのコツを知って、おいしくお茶をのんでほしい」
そんなあかね先生の超シンプルなワークショップはたったの3回講座。
ほうじ茶や玄米茶、冷茶や氷茶など、いろんな茶の手ほどきをしていただいたけれど、緊張しまくりのお稽古をしたわけでも厳しく教えられたのでもありません。
一度自分が体験してやり方がわかれば、あとはお家で家族や友達に「おいしいお茶になあれ」と心をこめてお茶をいれる、それだけでいいんだよとあかね先生は言う。
ほんっとに簡単。
だれにでもおいしいお茶がつくれる。
ちょっとしたコツさえわかれば。
むつかしいお作法は一切なしで。
興味がわいたらその時はきちんと「煎茶道」を習いにいけばいい。
まずは・・ただおいしいお茶を、のもう。
これが簡単にたった5~6分でできることだなんて素敵すぎませんか?
いやぁ・・ほんとにこんなに素敵なお茶タイムが、あなたにも訪れること間違いなし。
温度への挑戦(笑)
やってみてください。ぜひ。
柳本あかね先生の「美味しいお茶のいれかた講座 全3回」は年に2回ほど開催されているようです。
詳しくはHPにて確認してみてくださいね。
http://www.akane-ya.net/muscat1/
https://m.facebook.com/nihoncha.akaneya/
え?私が骨董屋だからお茶に詳しいんでしょ、って?
違いますよ~~違います~~。
私は最近まで まったくお茶に興味がなく、煎茶にお作法があることも知らなかったんですからね~~
会社の倉庫を見回したら可愛い小さなお煎茶のセットがあったりすることも最近知ったくらいなんですから。
こんなちっちゃいので、いちいち一口ずつ飲むの?
子供のママゴトじゃあるまいし、めんどくさ~
実際使えないよねぇ?
・・・って思ってました、ずーーっと。ハイ。
やっと訳がわかりましたよ!!
それについてはこちら
一つ前のブログ記事にて詳しく書きました。
そう気づくとあら不思議!
この小ささが可愛い♡と思えてきた・・
すると今度は
せっかく簡単に手にはいる環境にいるのだから(そこは骨董屋嫁の役得です)実際に骨董の器を使ってお茶を入れて飲んでみたいな~という気持ちがムクムクとわいてきたのです。
母との旅から戻って、煎茶を骨董の器で楽しむようになり・・お茶に合うおやつをこれまた骨董の豆皿にのせて食べるのに、ハマってます。
私のインスタやフェイスブックには急須と可愛い煎茶椀や小さめサイズの伊万里の蕎麦猪口(そばちょこ)や豆皿がアップされてますので、ご興味ある方は覗いてみてくださいね。
信じられないくらい、ちっちゃいの!!
これが可愛いのなんのって・・!
いやいやいやいや・・可愛すぎるでしょ!!
私の煎茶ブームはまだ始まったばかり。
諸先輩方からみれば、拙い私の「初心者あるある」をやさし~く見守っていただければ幸いです。
星のや 東京の、お茶の間ラウンジから始まった私の煎茶ブーム。
その、星のや 東京さんのコンセプトは、
世界に認められる「和のおもてなし」を日本人にも海外から訪れる方にも体感いただき、その哲学を世界に発信してまいります、というもの。
まさにここにまた1人、日本の和のおもてなしのひとつに目覚めた者が。星のやさ~~ん!ありがとう♡
これがもし・・
どこかきちんとしたお茶席での体験なら
私の中で特別な出来事として、
「なんか素敵な経験をしたな~」で済まされてしまったかもしれません。家でもやってみようとは思わなかったでしょう。
お茶の間ラウンジにいたのは私の娘のような若いスタッフの方でした。
「え?え?これってどうやってるの?」
「なんでこれを使うの?」
なんてちょっと不躾な質問をしやすかった(笑)
根掘り葉掘り聞けたし、手取り足取り教えてくれたんです。
もしそれが年配の方だったら、ちょっと質問すら控えてしまったことでしょう。
だって聞くの恥ずかしい。
なんて思われるかなぁ。
知識がないと聞いちゃダメなのかも。
作業の邪魔するのもね・・
無意識に状況判断が先に立ってしまって
まぁ、いま聞かなくてもいいか・・となっちゃう。
ムクムクっと湧いた好奇心をすぐさまペッチャンコに踏み潰して、なかったことにして通り過ぎたに違いありません。
いや~~もったいないもったいない。
お茶の間ラウンジの若いスタッフさんたちのおかげで、
それなら私にもできそう・・と思わせてくれたんです。
ちょっと気にはなる
けどなんか難しそう
だからこそ自分には無縁だと
スルーしている
本当は興味あること
って、意外と日常に潜んでいるかも・・です。
これって作るの難しいのかなぁ・・
これって特別な技術がいるのかなぁ・・
これってめっちゃ勉強しないとわからないものなのかなぁ・・
そう思っているものの中には自分が勝手に敷居を高くしているだけで、ちょっと首を突っ込んでみれば敷居なんてなかったことに気づくものがあるかもしれないですよ。
好奇心、なかったことにしないで。
そこにちょっとだけ
恥をかく勇気をブレンドしてみると
未知の世界が開くかも。
私の場合は「猫舌」が未知の扉を開けてくれた。
自分のマイナスと思っていた部分が・・。
人生、何が功を奏すかわからないものです。
猫舌が引き起こしてくれた人生後半の嬉しい「どんでん返し」(笑)
うちのオットが得意なのは
仕事でせっかく積み上げてきたミッションを一瞬にして台無しにするような「ちゃぶ台返し」ですけどね(笑)
同じひっくり返す、でも雲泥の差。
これはちょっと困るんですよね・・・勘弁してぇぇ~~
ウチのバイヤーMくんが仕入れてきた黒田征太郎さんの猫の絵。
舌のようにベロンとしていて可愛い♡
大阪のアメ村にあるビルに描かれた壁画の作者といえば
関西ではたいていの人が知ってる・・・ハズ(笑)
この道35年のベテランバイヤーであるオットと全くの素人である嫁。
二人の落差から垣間見える、骨董をめぐる発見とは?
骨董はパワースポット!
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=IRnMqyflEv
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葉山彩子
https://www.instagram.com/jikusaisai/
Blog
https://twitter.com/enjoyantique
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生家が代々続く骨董屋だったわけでもなく、短大卒業後の仕事は保育士、もちろんのこと骨董品のことはほとんど知らず鑑定なんかできません。
そんな私がなぜ会社社長になったのか?
https://ameblo.jp/saisai96/entry-12350589413.htm
会社のホームページはこちら↓↓
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株式会社 縁 (えん)
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