前回からの続きです。
お気に入りのタオルケットとぬいぐるみに守られて過ごす長男。
安心できる場所を、自分で作り出す力がある。
子供のたくましさには驚かされるばかりです。
私は祖父母からのプレッシャーの中、迷いながらも長男への登校催促を続けていました。
仕事を辞めたわけでもないので、出勤もしなければならない。
朝の一時は言い争いするものの、そこを過ぎれば祖父母へ長男の子守を頼み、仕事へ行って早めに帰るという日々でした。
毎朝布団の中にいる長男を説得するように声をかけ、自分は長男を置いて仕事へ行く。
正直仕事をしていてもずっと気になっているので、大した成果も挙げられず、職場にとってはきっと迷惑でしかなかったと思います。
子供のことで頭がいっぱいなので、まわりが見えていないのが救いです。
まわりの目を気にしていたら、成果を挙げずに在籍していることが申し訳ない気持ちでいっぱいになっていたでしょう。
長男を家に置いて仕事へ行く。
祖父母は仕事をしていなかったので時間に余裕がありました。
長男の食事の用意や私が仕事で遅くなる時の次男のお迎えは、祖父母に頼むことができていました。
仕事が終わり家へ帰り、一見何事もなかったかのように一日が終わります。
でも朝が来ればまた不安定に逆戻り。
私自身苦しくなっていたのかもしれません。
自分のことに気づく余裕もなく、祖父母の目と世間の目に合わせて「学校へ行かせた方がいい」と思い込み、そのように動いていました。
いつものように長男へ「学校へ行ってみない?」「今日はどうする?」と、朝の声かけをしているとき。
ふと、「何かが違う」と気がつきました。
祖父母と長男の間に板挟みの日々の中、自分の心が音を上げたのかもしれません。
「学校へは行かせたくない」という思いが自分の中にあることに、ようやく気づきました。
こんな辛い思いをしてまで学校へ行かせたくない。
誰が何と言おうが、この子が学校へ行きたくないと言う以上は行かせない。
今度は私から祖父母への説得が始まることになります。
次回へ続きます。
お読み頂きありがとうございました。