勝負の明暗 | SoccerBlog

勝負の明暗

7/01 ドイツ 1 - 1 アルゼンチン (PK戦でドイツ勝利)
7/01 イタリア 3 - 0 ウクライナ


ブラジルに次ぐ優勝候補、アルゼンチンにとっては何とも後味の悪い敗戦となりました。

前半はお互いに見せ場のない展開でしたが、後半4分、リケルメの絶妙のコーナーキックをアジャラが頭で合わせてアルゼンチンが先制します。前半のボール支配率から考えても、これで断然アルゼンチン優位かと思えましたが、とんでもない落とし穴が待ち受けていました。後半25分、GKアボンダンシエリが負傷交代を余儀なくされると、アルゼンチン・ベンチは一点を守り切る算段をしたのでしょう、順に攻撃の要リケルメとクレスポを引っ込め守備的布陣をとりますが、これが流れを変えてしまう。35分、足を痛めながらも奮戦するドイツ主将バラックのクロスをボロウスキが流し、最後はこちらも足を痛めた様子のクローゼ(アボンダンシエリと衝突したのは彼)が起死回生の同点ヘディングシュート! 狂熱的な地元ファンの応援の後押しも受けて、形勢はドイツに傾いていきます。リケルメという中盤の支点を欠いたアルゼンチンは攻撃が単調になり、かといって、先に交代カードを三枚切ってしまったために、アイマール、サビオラ、メッシといったとっておきの駒を投入することが出来ません。対するドイツも点取り屋クローゼをベンチに戻さざるを得ず、互いに決め手を欠いたまま延長戦に突入、最後はPK戦でドイツが勝利を収めました。

思わぬGKのアクシデントもあり、チームの支柱リケルメを代えたアルゼンチンと、バラックを最後まで引っ張ったドイツ...結果論ではありますが、この差が出たような気がします。個々の力を見れば、アルゼンチンの勝利は動かないと思っていましたが(何しろドイツは直前の親善試合で日本に負けそうになったくらいだし..)、これぞサッカーの、勝負事の面白いところ、残酷なところですね。試合後、アルゼンチンのペケルマン監督は辞意を表明したそうです。


イタリア-ウクライナ戦は前半だけしか観ませんでしたが、まぁ、順当な結果でしょうか。イタリアがじわじわと本領を発揮してきましたね。先制すれば伝統のカテナチオ(かんぬき)できっちり守り抜きます。準決勝のドイツ戦、非常に楽しみです。


さて、いよいよ今夜はイングランド-ポルトガル、ブラジル-フランスだよ!!!

                                                         さんぴえーる