ワールドカップ物語#1 | SoccerBlog

ワールドカップ物語#1

おいっス!! エドゥです。

今回からワールドカップの歴史を紐解いていきます。
第一回はワールドカップの黎明期について。

ワールドカップの第一回大会が行われたのは1930年、ウルグアイにて。この大会を企画・発案した当時のFIFA会長・ジュール・リメの業績を称えて作られた「ジュール・リメ・トロフィー」をかけて争われました。

1930年・第一回ウルグアイ大会
参加国 : 13ヶ国
開催期間 : 1930年7月13日~7月30日
優勝 : ウルグアイ
準優勝 : アルゼンチン
3位 : アメリカ、ユーゴスラビア(三位決定戦は行われなかった)
得点王 : 8得点
ギジェルモ・スタービレ(アルゼンチン)

参加国
南米
ウルグアイ(開催国)
アルゼンチン
チリ
パラグアイ
ブラジル
ペルー
ボリビア

ヨーロッパ
フランス
ベルギー
ユーゴスラビア
ルーマニア

北中米・カリブ海
アメリカ合衆国
メキシコ
13ヶ国全て初出場

トリビア
この大会では地区予選は行われず、全てのチームは招待されて参加しました。ところがヨーロッパのチームは船での長旅を嫌い、ほとんどが出場を辞退。開催2ヶ月前の時点でユーラシア大陸からの参加チームは1つもありませんでした。ジュール・リメが参加を呼びかけた結果、ようやくベルギー、フランス、ルーマニア、ユーゴスラビアの4カ国が参加に踏み切りました。


1934年・第二回イタリア大会
参加国 : 16ヶ国
開催期間 : 1934年5月27日-6月10日
優勝 : イタリア
準優勝 : チェコスロバキア
3位 : ドイツ
4位 : オーストリア
得点王 : 4得点
アンジェロ・スキアビオ (イタリア)
エドモント・コーネン (ドイツ)
オルドリッヒ・ネイエドリー (チェコスロバキア)

出場国
ヨーロッパ
イタリア(開催国・初出場)
フランス(2大会連続2度目)
ベルギー(2大会連続2度目)
ルーマニア(2大会連続2度目)
オーストリア(初出場)
オランダ(初出場)
スイス(初出場)
スウェーデン(初出場)
スペイン(初出場)
チェコスロバキア(初出場)
ドイツ(初出場)
ハンガリー(初出場)

南米
アルゼンチン(前回準優勝国・2大会連続2度目)
ブラジル(2大会連続2度目)

北中米カリブ海
アメリカ合衆国(前回3位・2大会連続2度目)

アフリカ
エジプト(初出場)

トリビア
1.初めて予選ラウンドが行われた大会。参加国は、前回の13カ国から32カ国に大幅に増加しましたが、そのほとんどを(22カ国)ヨーロッパ勢が占めました。前回大会でヨーロッパからの参加国が4カ国に止まったことに抗議するため、前回優勝国のウルグアイは参加を辞退しています。

2.この大会はムッソーリニ統治下のイタリアで行われ、対イタリア戦では審判や対戦相手に強い圧力が加えられました。またアルゼンチンをはじめとして多くの選手を帰化させており、帰化選手がイタリアチームの大半を占めていました。準決勝の審判であったスウェーデン人は対戦前にムッソリーニ本人に会ったといわれており、露骨にイタリア優位の判定を繰り返しました。

1938年・第三回フランス大会
参加国 : 15ヶ国
開催期間 : 1938年6月4日-6月19日
優勝 : イタリア
準優勝 : ハンガリー
3位 : ブラジル
4位 : スウェーデン
得点王 : 8得点
レオニダス (ブラジル)

出場国
ヨーロッパ
フランス(開催国・3大会連続3度目)
イタリア(前回優勝国・2大会連続2度目)
チェコスロバキア(前回準優勝国・2大会連続2度目)
ドイツ(前回3位・2大会連続2度目)
ベルギー(3大会連続3度目)
ルーマニア(3大会連続3度目)
オランダ(2大会連続2度目)
スイス(2大会連続2度目)
スウェーデン(2大会連続2度目)
ハンガリー(2大会連続2度目)
ノルウェー(初出場)
ポーランド(初出場)
(オーストリアは不参加)

南米
ブラジル(3大会連続3度目)

北中米カリブ海
キューバ(初出場)

アジア
オランダ領東インド(現インドネシア)(初出場)

トリビア
1.FIFAの2大会連続でヨーロッパで開催するという決定は、大会が2つの大陸の間で交互に行われると考えていた南アメリカで大問題に。ウルグアイとアルゼンチンが参加を辞退しました。

2.オーストリアは予選を通過したが、同年のナチス・ドイツによるオーストリア併合によって国家が消滅。代わりにスウェーデンが準々決勝からの参加となりました。

1942年と1946年は第二次世界大戦のため、大会自体が行われませんでした。