カワスケのひとりごと~やりたいことは自分で決められる~ | セントケア四国㈱のブログ

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皆さんどうぞみてあげてください‍♀️笑

こんにちはおねがい
8月もはや中盤に差しかかりましたアセアセ
まだまだ暑さが厳しいので体調管理は

しっかり行っていきましょう!

 

今日のカワスケひとりごとは、

『やりたいことは自分で決められる』

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子どもたち二人も大きくなりました。

 

上の娘は、「保健師になる」と親元から離れ

た大学で勉強しています。

下の息子は、「農業をやる」と県立の農業

高校を選んで、今後の進学先も自分で見つけ

てきました。

 

こんなこと言ったら身も蓋もありませんが、

私は何もしていません。

実際に8年間も離れて暮らしている身です

し、一緒に暮らしていた時でさえ出張ばかり

でしたから子供の勉強に関わったことは

自慢じゃないですが一度もないくらいです。

 

ただ、大事にしてきたのは関係性

でしょうか。

 

人に迷惑をかけずに、笑顔を忘れずに生きて

くれてさえいたらそれでいいかな、という

のが根底にあります。

 

妻もうるさく言う人ではありませんので、

子供たちの居場所は充分過ぎるほどに用意し

てくれていましたが、それ以外は特に何か

親が示唆することなく、子供自身が自分の

進路を選んでいました。

 

相談されたら選択肢を増やす手伝いはしま

したが、基本的には子供たちが自ら選び

取った選択を否定することなく、ただ後押し

してきただけです。

 

こうして、何も親らしいことをしてきてい

ない私ですが、世間的には一応親ではあり

ますので、同じ親としての悩みを抱えて

いる人の相談に乗らないといけない場面が

たまにあります。

 

正直、他人の家のことなんてどうでもいい

ですし、関わりたくないというのが本音なの

ですけどね。

 

聞いてみると、子供の教育方針で夫婦喧嘩を

したと。犬も食わないやつですね。

 

どうやらお母さんとしては、「小学生のお子

さんのため」にと、放課後のスケジュールは

毎日習い事を学ばせるために詰め込んでいる

ようです。

 

それに対して、普段少しでも意見をすると

おそらくはその何倍もの勢いで言い返されて

しまうからか、たまにお酒の勢いを借りて

遠回しに「子供がかわいそうだ」という

意見を伝える旦那さん。

 

普段は何も言わないくせに、いざという時

だけ母親である私を悪者にしてくる、と

そんな訴えでした。

 

私の教育方針は前述したとおりですから、

当然このお母さんとは価値観が全く合わない

のですよね。

 

面倒に思いながらも、一応訊いてみました。

 

何をもって「お子さんのために」と考えて

いるのか、と。

 

すると、「将来、路頭に迷わないように

勉強したら選択肢は広がるし、そのための

教養は大事だと思って(私が)塾を選んだ」

との答えでした。

 

話を聞いていてずっと気になっていたという

か、お子さんのために泣きたくなってきた

のが、このお母さんはずっと「私が」という

主語なのですよね。

 

お子さんの話なのに「私が」なのです。塾を

選んだのも「私」なのです。どこにも「お子

さんが」という話やお子さんの選択がない

のです。

 

案の定、塾に通っているのに成績は上がって

いないようです。その反面、これだけは続け

たいとお子さんが楽しんでいる英会話教室の

成績は良いとのこと。

 

やらされていて結果を出さないのは、お子

さんの精一杯の抵抗なのでしょうね。

 

わざわざ私に相談されてきたので、私なりの

意見は伝えました。

 

お子さんご自身がどうしたいのか、一切口を

挟まずに最後まで訊くこと。

「お母さんの発言イコール圧力」なのだと

自覚すること。

すべてはお子さんが自分と向き合って決めて

いけばいいこと。

 

これが私の考えだとお伝えすると、「子供に

決めさせて放置したら、勉強が全く出来なく

なると思う」と返事がありました。

 

それが何かお母さんに関係ありますか、と

いうのが私の答えです。

 

勉強できなくて困るのは子供であって

お母さんではありません。

 

困った時に、どうするのか、どうしたいのか

考えるのは子供自身です。

その子の課題です。

 

あなたが嫌なのは「勉強できない子の母で

あること」や世間体であって、それはあなた

自身のエゴであり、お子さんには関係のない

感情であり、本当に嫌なことを言うけれども

私の中ではあなたみたいな人も「毒親」の

くくりに入っている、とお伝えしました。

 

我ながら酷い発言だとは思いましたが、

わざわざ相談してくださったのに、なぜ共感

せずに厳しく伝えたかと言うと、同じように

親にスケジュールをぎゅうぎゅうに詰め込ま

れて自ら命を絶った妹の同級生とその姿が

重なったからなのです。

 

とても聡明な子でしたけれども、自分の感情

を押し殺したまま親の言いなりに習い事を

続けた上で、最後は追い詰められて

しまいました。

 

成績にどれだけ二重丸があるかどうかより

も、家族や友達と一緒にいる時にどれだけ

笑ってくれているかの方が大事だと、私は

思っています。

 

私自身、自分たちの人生を楽しむことを

優先させている両親のもとで育ってきたこと

も関係あるかもしれませんが、親がこういう

スタンスでいる限り、子供の教育方針につい

て夫婦喧嘩をすることさえありません。

 

我が子が路頭に迷った時には、頼られる

親子の関係性があることの方が大切なのだ

と思っています。

 

「お子さんが自ら決められるようになるよう

な関わり方」ができれば、親子の関係も夫婦

の関係も今よりは改善できるのでは

ないでしょうか。

 

変わるのはお子さんでも旦那さんでもなく

自分自身の在り方、と結局いつも同じこと

しか言っていないのですよね(笑)

 

放任主義の私に教育ママさんが相談する

ことが、そもそも間違えているのだと

思います。

 

 


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私はついつい口を出してレールを引きがちな

のですが、子供に選択させないと自立心、

自己肯定感の低下などがあるみたいですね。

ぐっと我慢して見守るようにしたいと

思います上差し

 

セントケアでは一緒に働く仲間を

募集しています♬