カワスケのひとりごと~オードリー・タンさんの話 その2~ | セントケア四国㈱のブログ

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こんにちは気づき
年度初めの4月をあわただしく過ごし、

あっという間に5月になりましたカブト

 

今日のカワスケのひとりごとは先週の続き、


『オードリー・タンさんの話 その2』

 

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先日に引き続き、感銘を受けた

オードリーさんのお話です。

 

新たなアイデアをどんどん広げるために3つ

のFの要素が必要だと話されていました。

 

Fast(速さ) - 人々は素早くその周りに

集まり、新しい突然の変化やバリエーション

を示唆することができます。

 

Fair(公平さ) - 共通の利益を達成して

いることを意味し、価値を引き出す代わりに

価値を増幅していきます。

 

Fun(楽しさ) - 興味のあるハッシュ

タグやムーブメントに参加したりリミックス

したりで満足すること。参加すること、受け

取ること、シェアすること。

 

興味深かったのが台湾における施策と、

オードリーさん個人の生活習慣について。

 

まず、台湾では「ブロードバンドは人権」と

考えられ、誰もが10メガまでのネット環境

を無料で使用できるとのこと。

 

情報へのアクセスがオープンになっているこ

とで、誰もが学習や情報収集の機会を得られ

るようになっているようです。

 

また学習と言えば教育についても。

 

教師は共同の学習者であり、何を学ぶかは

自分で決める文化。育成のための

「キュレーション活動」と言われていました。

 

「キュレーション」とは、情報を選んで

集めて整理すること。収集した情報を特定の

テーマに沿って編集し、そこに新たな意味や

価値を付与する作業を意味します。

 

教育制度は、競争ではなく相互サポートの

ためということですよね。

 

また、ご自身の習慣としては、「毎日必ず

8時間の睡眠をとる」ということ。1時間

でも欠けるようであればどこかで調整すると

言われていました。

 

向き合う人へのシンパシー(同情)よりも

エンパシー(共感)が求められ、それは元気

でないと自分が保てなくなると話されてい

ました。

 

元気でないと相手の答えに引きずられて

しまいます。

課題の理解や課題の設定をするためにも、

「常に相手に共感すること」を意識されて

いるとのことでした。はは

 

その場で答えを出さなくても、自分の意見を

持ちながらも相手に自らを重ねて傾聴して

いくことで、「寝て起きた時などに求めて

いた答えが浮かんでいる」というのは天才と

呼ばれる所以でしょうね。

 

共感については、

「Ubuntu(ウブントゥ)」というアフリカ

のズールー語も引用されていました。

 

有力なオープンソースのオペレーティング

システム(OS)のLinux(リナックス)の

配布・導入パッケージのことでもあり、

「他者への思いやり」や「皆があっての私」

という意味があるそうです。

 

オードリーさんご自身がネット環境の住人で

あったからこそ、Linux同様のボーダレスな

発想となるのでしょうね。

 

また、とても謙虚な方で、ご自身は 

「程良い(good enough)祖先」になれれ

ばいいと仰っていました。「まあ、いいん

じゃない」という程度の先駆者であればいい

ということです。

 

完璧なものを自分の代で築き上げることが

重要なのではなく、オープン・イノベー

ション・プロセス、つまり価値創造のプロ

セスを透明化することが重要であり、未来の

選択肢を奪うのではなく、未来に選択肢が

残せるような社会を築くことを目的とされて

いました。

 

ネット世界でのコミュニケーション同様に、

その相手の性別や年齢など関係なく、高い

思想や価値観をもって現実社会を変えようと

実際に行動されている姿は、ただただ尊敬に

値します。

 

そして、強く思ったのは、オードリー・タン

さんやホセ・ムヒカさんなど、こういった

高いレベルの思想・価値観を持つ人材に日本

で政治家になっていて欲しいということと、

同じような想いや考え方を抱く政治家は果た

して今の日本にいるのだろうかという

隔絶感でした。

 

 

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「日本に哲学なし」や「日本に思想家は

いない」などと言われています。
日本では「自ら思索することが行われない」

ということらしいですあせる
日本の文化の背景などが要因にあるのかも

しれませんね、余談ですが・・・

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