2日目朝 ー千葉県に寄り、東海道新幹線で近畿方面へ
- (前日からの続き)5:05 バスタ新宿到着
- 5:36 新宿→5:44 九段下(地下鉄新宿線)
- 5:49 九段下→6:13 浦安(地下鉄東西線) …(到達)千葉県
- 6:19 浦安→6:38 大手町(地下鉄東西線)
- 6:51 東京→9:01 京都(のぞみ7号) …(到達)静岡県、京都府
1日目で北日本・東日本の大半の都道県に到達したので、2日目は西日本方面を目指します。
但しその前に、千葉県に到達しておく必要があります。行き先としては、JR総武線の市川、地下鉄東西線の浦安、JR京葉線の舞浜のどれでも行程を組めそうなのですが、バスの到着遅れを想定した余裕時間をやや大きくとれる、浦安を選択しました。浦安に到着後は、折り返して再び地下鉄東西線に乗り、大手町で下車して東京駅まで歩きます。
東京で東海道新幹線のぞみ号に乗車。三重県には到達済みの一方、京都府には未到達なので、名古屋乗り換え→三重県方面という経路をとる必要はなく、京都まで新幹線に乗車します。
2日目午前 ー近畿圏を巡る
- 9:10 京都→ 9:39 大和西大寺(近鉄伊勢志摩ライナー) …(到達)奈良県
- 9:50 大和西大寺→10:21 大阪難波(近鉄奈良線快速急行) …(到達)大阪府
- 10:36 南海難波→11:21 紀見峠(南海高野線区間急行) …(到達)和歌山県
京都に到着後の行き先を考えます。
近畿圏のうち、新幹線が通る大阪府・兵庫県には後からでも到達しやすいため、また近鉄やJRが縦横に走る奈良県は経路の選択肢が多いため、残る和歌山県が、到達方法のしぼり込みが最もしやすいと考えられます。目指す先は、和歌山市方面ではなく、奈良県からも大阪市からも近い、南海高野線の紀見峠・林間田園都市方面です。
京都から、奈良県を経由しつつ南海高野線を目指すには、
- 新大阪に行ってから大阪府⇔奈良県(例えば難波⇔生駒)を往復して南海高野線へ
- 京都から奈良県に入り、乗り換えを繰り返して近鉄長野線またはJR和歌山線経由で南海高野線へ
など、様々な経路が考えられますが、結局は多少遠回りでも、本数が多く速達列車もある、京都→大和西大寺→難波→紀見峠という経路が良さそうです。
2日目午後 -岡山を起点に山陰へ、四国へ
- 11:44 紀見峠→12:25 難波(南海高野線急行)
- 12:38 難波→12:53 新大阪(地下鉄御堂筋線)
- 13:02 新大阪→13:47 岡山(のぞみ25号) …(到達)兵庫県、岡山県
- 14:05 岡山→16:28 安来(やくも15号) …(到達)鳥取県、島根県
- 17:16 安来→19:39 岡山(やくも26号)
- 20:05 岡山→22:14 大杉(南風25号) …(到達)香川県、徳島県、高知県
紀見峠で折り返して難波まで戻った後は、地下鉄御堂筋線で新大阪に行き、山陽新幹線に乗車します。
岡山で下車したら、岡山を起点に、在来線特急で山陰(やくも号で鳥取県経由→安来(島根県)折り返し)と、四国(岡山に戻り特急南風号に乗車)を巡ります。
明石海峡大橋経由のバスが高頻度で走る徳島県については、バス利用(神戸⇔鳴門の往復移動、または徳島県経由で香川県方面に抜ける)も検討したのですが、岡山まで新幹線で迅速に移動し、JR土讃線で香川・徳島・高知の3県を短距離で巡る方が効率がよく、このような形となりました。
このようにして鉄道づくしで山陰・四国を巡ると、22:14に、愛媛県のみを残した状態で、高知県の大杉に到達します。
2日目夜 -夜行バスで大阪に戻る
高知県内への到達は、夜も遅くなるため、深夜帯の移動方法を考える必要があります。
高速バスであれば、愛媛県の川之江東・川之江ジャンクションを通るため、夜行バス利用を考えます。広島・福岡方面に行けるとよいのですが、この時間ではもう間に合いません。そもそも、こんな深夜から乗れるバスなどあるのでしょうか。
目的地を大阪方面に変えて探索したところ、「よさこい号」が見つかりました。よさこい号の夜行便は2便あり、うち遅い方の便であれば、特急南風号に乗って高知駅まで行っても(22:47着)、23:30の出発時間に間に合うのですが、早い方の便に乗るために、南風号を高知県最初の停車駅である大杉で下車し、大杉駅から高知自動車道の大豊インターチェンジまでの約1.4kmを歩きます。途中、新高須トンネルを通りますが、通学路にもなっている歩道付きのトンネルとのことで、徒歩通過も問題ないでしょう。また、乗り継ぎ時間は69分あるので、十分なはずです。
ところでこの行程は、新たに愛媛県に到達できる以外、2日目午後に来た道をほぼそのまま戻る形となります。一見、かなり非効率そうな行程ですが、大都市圏からは、早朝から各方面への交通手段が動き出します。そのような早朝便を狙って、朝までに京阪神圏に到達しておこうというのが、この行程の狙いです。
こうして、37都道府県に到達済みの状態で、3日目の朝を迎えます。残るは、広島県・山口県と九州・沖縄県のみです。