おはようございます。
今日は九州のある神社を紹介します。
それは、宇佐神宮。
大分県に位置する、全国の八幡さまの総本宮です。
(八幡さまは全国で4万社くらいあります)
日本史を選択された方は「宇佐八幡宮神託事件」でこの神社の存在を知ったことと思います。
そんなわけで事件のイメージしかなさそうなこの神社ですが、実は九州でトップレベルの強大なパワーを感じることが出来ます。
今回はそんな宇佐神宮を紹介します。
やってきたのは小倉駅。
北九州の玄関口です。
ここから日豊本線を南下していきます。
宇佐神宮への最寄り駅は宇佐駅です。
宇佐駅に停まる特急もあるのですが、次の便が宇佐を通過するやつだったので中津で普電に乗り換えて向かいました。
ちなみに、
「宇佐」の表記を英語(ローマ字)表記にすると「USA」となります。
そのため「アメリカ上陸!」だの「日本の中の外国」だの散々ネタにされている始末ですが、実際はめちゃくちゃのどかなところです。
到着しました。
JR九州の駅名標って、駅名の下に名所のイラストが描かれているのですが、ここ宇佐駅は宇佐神宮が描かれています。
が、この色使い、完全に狙っています。
なんなら遠目に見ると完全にそう見えますね。
ここからバスに乗り換え。
宇佐駅から乗った乗客は私一人でした。
(途中から学生さんが大量に乗車)
到着しました。
宇佐神宮です。
バスを降りると目の前には大きな駐車場と売店が並んでいましたが、時間が微妙(15時頃)だったため車もまばら、売店もほぼ開いていませんでした。
それどころか参拝客も数えるほど。
時間帯もあると思いますが、引くほど人払いされてて最早笑ってしまいました。
左が上宮(本殿)、右が下宮へ向かう道です。
とりあえず上宮へ向かいます。
鳥居が見えてきました。
あの鳥居は宇佐古来の規格で造られており、当神社の他の鳥居のベースになっています。
奥には西大門(さいだいもん)が見えますが、なんだか様子がヘンです…
えっ!?
ハリボテだと!?
どうやら改修工事中のようで、このような対応になっているとのこと。
ちなみに私はこのとき宇佐神宮を訪れたのが2回目だったのですが、初っぱなからこれを見せられてたらやる気なくなってたと思います(仕方ないとはいえ)。
改修工事中の狭い通路を抜けるといよいよ拝殿・本殿が見えてきます…
が、
お前もか~~~~!!!!
ということで拝殿もハリボテです。
本殿は禄に見えませんでした。
(それでも拝殿がイメージ出来る絵が描かれているぶん良心的だとは思います)
どうやらまとめて改修しているらしく、初めて訪れるという方はもしかしたら来年以降の方が良いかもしれません。
▲本来の拝殿
ここ宇佐神宮は、昔から四拍手の拝礼で祭礼を行っていることから、参拝者にも四拍手の拝礼が推奨されます。
普通「二礼、二拍手、一礼」がメジャーな作法だと思いますが、ここ宇佐神宮では「二礼、四拍手、一礼」が作法となります。
お札も購入しましたので帰りましょう。
さっきの分岐まで戻ってきました。
右は下宮で実際に参拝しましたが、今回は紹介しません。
もっと紹介したいとっておきの場所があります。
参道から少しそれます。
雰囲気としては急にうっそうとしてきます。
見えてきました…
こちらです。
なんのお地蔵さんか全くわかりません。
わかりませんが、桁違いのパワーを発しているのがわかりますかね?(特に左)
色々なガイドブックをあさってみましたが、このお地蔵さんのことが詳しく載っているものは全くありませんでした。
(地図にすら載ってないものも多いです)
1回目訪問の際に導かれるようにたどり着きましたが、とにかくもの凄い気を発していて、宇佐神宮からはまた隔絶された、そんな雰囲気です。
まるで「ラスボス」ですよ。
なんのお地蔵さんなのか知りたいなぁ…
もしかしたら日本創造となにか関係があるのか、とさえ思ってしまいます。
(実は私は邪馬台国は九州説を推していまして、日本で最初に出来たのは九州だと考えています)
ちなみにこの宇佐神宮、山の上に奥宮があるらしく、いつか行ってみたいとは思っています。
さて、本当に帰りましょうか。
駅まで戻ってきました。
ちなみにこの宇佐は、宇佐神宮の他に「唐揚げ」も有名だったりします(他にはとり天とかも)
唐揚げというと隣の中津市がよくあげられますが(唐揚げだけに)、この宇佐市もかなり唐揚げ専門店は多いです。
(唐揚げ店マップなるものを渡されました。)
このお弁当は2016年の訪問の際に訪れたお店のものです。
相変わらず美味しかったです。
さて、いかがでしょうか。
大分県宇佐市の宇佐神宮。
個人的には日本の中でも非常に重要な役割を担った神社だと勝手に思っていますが、そのパワーを遺憾なく見せつけてくれました。
九州は強大なパワーの神社が数多く存在しますが、なかでもこの宇佐神宮はナンバーワンとも言っていいレベルです。
皆さんも是非宇佐神宮を訪れてみてください。
今回は以上です。
ではでは。