おはようございます。
昨日迦葉山弥勒寺の紹介をしたと思いますので、今回は和尚台周辺を紹介します。
和尚台は、ざっくり言うと昨日紹介した弥勒寺の奥の院。
大きな天狗が安置されていた弥勒寺から、山道を徒歩30分くらい登っていきます。
山道というか…獣道…。
熊でも出てきたら一巻の終わりです。
▲どこを進んできたかわかりますか?
山道ですのでそれなりに勾配がきつい上、途中大木が道を塞ぐように倒れていたり、この時期ですので落ち葉が多く足を滑らせそうになります。
慎重に進みながらなんとか到着。
▲和尚台
正面の四角い建物が和尚台です。
もしかしたら中に入れるかもと思いましたが、入れそうな所がなかったのと、足を踏み入れたらすぐ床が抜けそうだったので遠慮しました(実際床が抜けている箇所もありました)。
ちなみにここまでの道のりはかなり過酷です。
登山装備をされている方なら余裕かもしれませんが、軽装で来る場所ではありません。
軽装で来た結果、冗談抜きで死にかけました。
もし命が大切ならおとなしく登山装備で登りましょう。
さて、和尚台に到着したは良いのですが、折角なので胎内潜りにも挑戦することにしました。
カンタンに言うと、鎖場です。
一体どこを登るんだという感じですが、もう少し近付くと鎖が見えてきます。
ここを登っていきます。
何度でも言いますが、過酷です。軽装で登るのは本当にやめた方が良いです。
もし心配ならヘルメット等をしましょう。
ある程度登り終えるとお宮さんの姿が。
近付いてみるとわかりますが、かなり朽ちかけています。
また羅漢像がいたるところに安置されており、写真だと広そうに見えますが実際足の踏み場はかなり少ないです。
しかしどうやって運び込んだのか…
▼裏側にまた鎖を発見したのでもう少しだけ進んでみます。
登っている最中に撮った写真ですが、軽装で来てはいけないと言った理由がよくわかると思います。
落ちたら死にます。
そんな場所に軽装で来てしまったわけですが、私の好奇心はもう少し先に進むことを要求します。
もう少しだけ登ってみると、発地の町が一望できます。
頑張ればその先の沼田市街も見えそうです。
ここからもう少し左側を向くと、恐らく赤城山であろう山も見えます。
「落ちたら死ぬ」という状況の上、壁に張り付いていたため360°ではなく180°くらいの大パノラマでしたが、この景色を見た瞬間「来て良かった」と思えました。
が、足下はこんな感じ。
気が気ではありません。
本当はもう少し上まで登れるのですが、なんとなく肌寒くなってきて身の危険を感じたのでここで引き返すことにしました。
後に「和尚台」で検索してみると登山ブロガーの記事ばっかり出てきたので、どちらかというと登山者の間で有名なスポットのようです。
どうやらこの和尚台は、迦葉山山頂と弥勒寺の中継地点で、迦葉山登頂ついでに胎内潜りをしていく方が多いようです。
軽装で登っておられる方もいないわけではないようですが、大半が登山装備をして登っていました。
また私が登った岩場の写真も上がっていましたが、緑生い茂る山から白い岩山が突出しているような形で、私は本当にあそこに軽装で登ったのかと冷や汗をかいたものです(駐車場から見えるようですが写真を撮り忘れました)。
今回は運良く帰ってくることが出来ましたが、こんなことをやっていたら命がいくつあっても足りないので次回からはちゃんと下調べしてから訪問することにします。
迦葉山編は以上です。
この時期になるともう雪が降り始めるはずなので気軽に訪問というのは少し難しいかもしれませんが、もし興味を持たれた方は雪が溶けた来シーズンに行ってみると良いと思います。
また、冬の間に訪問したいと考えている方は、訪問する前にお寺に連絡しておくと良いでしょう。
▼悠木太壱は呪詛・占いの相談を承っております。
▼相談はこちらより
それではまた次回。
ではでは。