「偶然の一致」という言葉。

もう20年以上前に読んだ本、

『聖なる予言』っていうスピリチュアル系の物語のなかで

登場人物の日々の出来事が何か大きな力に動かされているのか、

ちょうどいいタイミングで

欲しかったものや情報を手に入れられたり、

事故を避けることができたり、

出会うべくして、出会うべき人と出会って

互いに求めていたものを互いが交換できたり・・・・と、

そんな出来事を「偶然の一致」っていってた。


ついこないだから私にも、そんな偶然の一致が度々起こっていて、

むむむ・・・これは

何かが私を動かしているのだろうか・・・なんて

思っているのです。


この写真の本の表紙にある綺麗なお花。

見覚えないでしょうか。

前回のブログで使った睡蓮の花です。

色といい、形といい、同じ。




この本、とっても大切な本なので、普段は書棚においてあって

大切すぎてここ10年開いていなかったんだけど、

こないだのブログの写真を眺めていたら本のことを思い出して、

開いてみました。


そうしたら、開いたところに

いま、私が求めていた言葉が書いてあって・・・・

涙が出てきてしまいました。

10年後の私に、この大切な言葉を教えるために

書棚で眠っていたのか、と思うぐらいの

絶妙なタイミングで、

この言葉が私に語りかけ、私を救ってくれました。


月愛三昧(がつあいざんまい)

仏教の言葉です。

月が静かに照らすように

だまってそばで

あなたを照らしています・・・という

本当に ありがたい言葉を

無学の私に教えてくださった仏教の先生のご本です。

(表紙を開いたところに直筆のサインと月愛三昧という言葉を書いてくださいました。)


日々の辛いことや

失敗や、心配事・・・

それは大抵、人付き合いから生まれてきます。

ひとりぼっちで生きていたとしたら

辛さや失敗や心配、不安感、不満、怒り、情けなさなんて感じなくて済むでしょう。

けれども、私たちは

人と付き合いながら生きている。悩みがあるもの仕方のないこと。

そんなときに、

夜空に輝くお月さまのような静かな光が

私たちを照らしてくれていることに気づくことができたら

すこーーし

安心できます。

あ、

わたし大丈夫だ、って

今日思えました。

おまけに、今日子供達とテレビで

手塚治虫の『ブッダ』をみることになり、

またそこでも「偶然の一致」を感じてしまった。

どうしようもない病に苦しむ人を

時間をかけて

看病しつづけるシッダールタの姿・・・



心底感動。

次回は、昨日の2年ぶりの診察について書きますね~

クッシングとは関係ない話だったね。

またね~