こちらの続きです
月曜日。
いよいよ昼にはラピッドシティからミネアポリスに向かう高速バスに乗ります(予定では)。
チケットはもらえたけど、席番号などはなし。自由席。果たして乗れるのか。。その不安は的中するんですが。。

まずはラピッドシティのバス乗り場まで行かなくてはなりません。住所を調べるとホテルからは車で20分ほど。
ウーバー、リフト、どちらもまだ本格的に動いていないようです。
ホテルから空港へシャトルに乗り、そこからシャトルのドライバーに交渉か、と思っていたら。。
リフト、いたー!!
と夫。リフトにたった一台、可能な車が!夫電話。すると来てくれると答えてくれました。
我が家は六人家族。それもなかなかつかまらない要因でしたが、ここに来て。。涙
リフトがつかまったので、ホテルにシャトルをキャンセルする旨伝える。しばらく待つと、車が来たー!!!
写真と違う車でわたしたちも最初はわからなかったんですが、どうやらより広い車に変えてきてくれたようでした。
優しい。。
ドライバーさんは黒人の方で、物静かな人。でも高速バス、初めて?大変だったね、と気を遣ってはくださり。。
道も問題なく、予定通りにバス乗り場まで着きました。
幸いに室内でそこから3時間ほど待ってバスに乗ります。
高速バスの窓口の人は2時間ほどしてきました。
チケットも問題ない様子。
とりあえず待ちました。
さあ、いよいよ出発時刻。
でもバスは来ません。まあこの辺は序の口。

そして乗るバスらしきものが来ました。
しかし、中結構人いる

そしてバスに乗ろうと並んでる人も結構いる

バス乗れるのか、乗れなかったら明日のミネアポリスからのフライト、どうなるんか。。不安が一気に高まりました。
バスが乗り場にきて、いよいよというとき、ドライバーさんから非情なお知らせ…
3名乗れません!だれかボランティアを!
ぎゃー、マジか!チケットを発券されたからと安心しなさんな、なんか!!
ごめんなさい、ボランティアになれなくて、と内心で何回も言いながらひたすら待ちました。すると若い方が、いいよ、と乗らないほうを選んでくださいました。。
本当に本当にありがとうございます

そしてバスに乗りました。
席は点在した状態しか空いてなく、でもそんなわがままは言ってられません。
出発予定時刻より30分以上遅れ、ミネアポリスに向けバスは出発しました。
バスというと、わたしは日本に四年前帰ったとき、成田から羽田に向かう1時間ほど乗ったバスのイメージがあり。
そのバス、音という音がエンジン音くらいしかなく、一人子どもたちを連れていたわたしは、どうか泣いてくれるな、とひたすら願っていました。
これが12時間。。と致し方ないとはいえ、気がかなり重かったんですが、実際今回乗ったバスは、いい意味で適度に音もあり、乗り心地が快適ということはなかったけど、身がつまるような思いはなかったです。
途中でバスを乗り換えるか否か、私たちはおろかアメリカ人もよくわかってなく

そんなときは聞いてみようぜ、とだれか聞いては、ミネアポリス行きはそのままだぞ、と教えあったり。
嫌な思いはしなかったです。
バスはそんな中ひたすらサウスダコタを駆け抜けていきました。
食べものも、車内ではパンやらみかん、バナナ、正直まともなもんはなかったけど、なんとか持ちました。
そしてミネアポリスに着いたのは火曜日夜中。
とりあえず、ミネアポリス、極寒

すがるようにバスセンターから何かしらどっか室内を求め入ったのは、パーキングの入り口。
夜中、子ども四人連れたアジア人、、ただごとじゃないと思ったのか、ドアを開けてくれ。
英語で説明しなきゃと思いながらも寒さで顔が固まり声が出ない。。
パーキング利用してんの?とか聞かれて、NOとはいえど説明が。。

やっとの思いで、バスでラピッドシティからきてミネアポリス空港から朝飛行機に乗り帰る。今から空港に向かう車を探すけど、その車を探す間待たせてもらえないだろうか、、ということを言おうとしたら、途中で、
なーに、いていいぞ。全く問題ない!子どもたちもいるんだ!いろ、いろ!
と駐車場の管理者の方が言ってくれ、、

ちょっと落ち着いて空港までの車を探しました。その時夜中1時過ぎ。。
でもまた車見つかったんです!
電話すると、いくよ、と。
駐車場の方がかわれ、と言い、住所はこれを入れてくるといい、とドライバーの方に電話で伝えてくれました。
ほどなくドライバー着。
駐車場の方にお礼をいい、車に乗り込みました。20分ほど走ったかな。ドライバーはソマリアからいらした方でした。夜中にありがとうございます。
そして、夜中2時頃、ミネアポリスの空港に着。。。
あとは飛行機が無事に飛びさえすれば、、
ここまでもう一週間くらいたったような気分でした。
ミネアポリス空港↓