『サバイブスタイル5+』 | 最強おひとり様ライフ

最強おひとり様ライフ

つれづれなるままに…こわいものなしのおひとり様の生態観察


 殺しても殺しても、なぜかより凶暴になって蘇ってくる妻(橋本麗香)。その妻を殺し続けようとする男・石垣(浅野忠信)。一方的な愛のカタチ(?)を強要する妻を繰り返し殺害していく内、なぜか二人には奇妙な愛情が芽生え始めていくのだが・・・。

 観客に催眠術をかけたまま殺し屋に殺されてしまう人気催眠術師・青山(阿部寛)。その青山の恋人CMプランナー・洋子(小泉今日子)。「面白くなければCMじゃない!」がモットーの洋子は肌身離さず携帯用のテープレコーダーを持ち歩き、頭に浮かんだ新CMのアイデアを吹き込んでは1人悦に入る。自分の力量に自信を持ち、持ち過ぎる余り他人の力不足を許容できない仕事人間の洋子だったが、相棒であるテープレコーダーを紛失してしまったことで・・・。

 ショーのステージで催眠術をかけられてしまい、自分を鳥だと思い込んで暮らす小林(岸部一徳)。屋根の上から飛び立とうとして庭に落ち、クリスマスの日にこんがり焼けた七面鳥を見て暴れだしてしまう始末。そんな父親の姿に妻(麻生祐未)と長女(貫地谷しほり)は戸惑うばかり。ただ、長男(神木隆之介)だけは「お父さんでもあり、鳥でもある」父を、あるがままに受けとめようとするのだが・・・。

 空き巣をして生活する津田(津田寛治)と森下(森下能幸)とJ(JAI WAST)の3人組。泥棒家業をしながらカタギのサラリーマンに憧れる津田。イケメンのJに憧れるホモっ気の森下。そんな森下の想いを捉えかねているJ。そんな3人はサウナでごつい外人と変な通訳のコンビに出会って・・・。

 いつも同時通訳(荒川良々)を連れて行動する、ロンドンからやってきた殺し屋(ヴィニー・ジョーンズ)。彼の口癖は「What's your function here?<お前の役割は何だ?>」殺しのテクニックは完璧!彼の通訳もパーフェクト?

 CMプランナーからぶっとんだコマーシャルを提案され、断固拒否する恐妻家の製薬会社社長(千葉真一)。そのプレゼンの最中にも奥さんからの電話が・・・。

 交わるはずのない彼らの運命が時に複雑に、時に微妙に絡み合い、物語は思いもよらないクライマックスを迎える・・・。



この映画は美術や衣装も凝っていて

石垣家の外観やポップな内装、さまざまな装飾品も魅力的だが

とくに

殺しても殺しても死なない妻:橋本麗香の衣装は個性的で可愛いっラブラブ




それもそのはずで

関口監督のイメージを最大限生かすために、衣裳のほとんどを自らの手で制作している。特に劇中で何度も変わる石垣の妻の衣裳に関しては、宇都宮の衣裳のプランをもとに、ベースになる生地のことまで細かく打ち合わせを繰り返すことで、既存にはない不思議で美しい衣裳に作り上げた。

とのこと。


また 

小泉今日子演じる、CMプランナー・洋子が思いつくCMの数々。4本のCMが劇中で流れるのだが、そのどれもが実際にON・AIRされてもおかしくないほどの手間をかけて作られている。プランナーはすべてもちろん多田琢。関口現も演出として参加しているが、「MONKEY RECORDS」のCMだけは演出に石井克人が参加。現在も富士通FMVのCMなどでコンビを組む過激な多田x石井ワールドがこの映画の中でも炸裂している。

面白いCMを思いついたCMプランナー:小泉今日子が

『 しっしっしっしっ(`∀´) 』 と悦に入る姿も笑えます。


CMの世界感で作った映画なので

好き嫌いはあると思いますが


☆ 浅野忠信が好き!

☆ 小泉今日子が昔から好き!

☆ 神木隆之介くんがどうしても気になる!

☆ 荒川良々はどうしてもはずせない!


どれか1個でもあてはまる方なら楽しめるはずです。

ちなみに私は全部該当します (;^ω^A

お時間があればぜひっビックリマーク