みなさん、こんにちは。

今日は、「灘中合格生の共通していること」の3回目の記事を書いていきたいと思います。


灘中に合格していく生徒たちを沢山見ていると、

そのほとんどが塾の宿題だけでなく、

+α(プラスアルファ)をやっているものだと気付かされます。


その+αも実は生徒によって千差万別で、本当に様々なものがあります。


一番多いものだと、東京出版の「中学への算数」です。

また、学研が出している「計算問題の特訓」や「図形問題の特訓」なども5年生のうちから

取り組ませている親御さんもいます。


さらには、インターネットで落札した他塾の灘中特訓テキストやプリントをさせているケースも

目立ちます。

他には、応用自在や赤本などです。


また、教材を塾以外の+αやっているだけでなく、

私の塾のように+αの塾へ来て学んでいる生徒が大量にいるのも事実です。

+αの塾にも2種類あり、個別指導だけの塾と、少人数制の授業を行っている塾です。

私の塾では、この両方を組み合わせたタイプの塾ですから、

非常に珍しいタイプの+α塾と言えます。


いずれにしても、灘中を目指す以上、もっと言うと灘中以外の洛南や東大寺、甲陽などを

目指そうと思うとそれなりに+αのことをやらないと、

ライバルから引き離されてしまう現実がありますので、

やはりやらなければなりません。


さて、少し話変わって、+αにも色々あって、私が驚いた+αを紹介します。

それは、小5・小6の間に、アインシュタインの相対性理論を読破している生徒が

毎年いることです。

これは、生徒の中で口コミで伝わっているもので、

出版社も題名も全て同じものが毎年違う生徒に伝わり、

興味のある生徒は読んでいるのです。


なんと言えばいいんでしょう?

趣味の延長なのか、好奇心旺盛なのか。

好きなら物の上手なれ、という言葉がありますので、

空いた時間の息抜き程度に読んでいるのかも知れません。

ただし、高校物理で習うような物質の質量を移動速度の関係を

文字式で表すといったレベルではないと思いますが、

その理屈をちゃんと理解しているところが非常に興味深いなぁ、と毎年感心していました。


他にも+αとして、数学を独学でやっている生徒も密かに多数います。

ルート計算などはお手のモノです。

平面図形の問題で、分からなければ最終手段としてルートを使って点を稼ぐ、

なんてことぐらい、灘コースの生徒ならやってみせるのです。


さて、様々な生徒が塾の宿題以外に+αのことをやっているのですが、

私が一番驚いた生徒はこれです。


どこの塾にも行かず、

昔から定番の「力の5000題」たった一冊と過去問を解いただけで、

灘中へ合格したのです。

塾+αどころか、ほぼ毎日サッカーをして遊んで暮らしていました。


この生徒にとっては、小学校の宿題+αという感覚だったのでしょう。

夜、小学校の宿題を15分程度で終わらせて、

ゆとり教育なので、親が心配し「力の5000題」を与えたところ、

灘中へ合格してしまった、というものです。


凄いですね。


こちら最強塾では、

今日の今現在も学校が春休み中の生徒が、
朝から+αの特訓をしにやって来ています。

 

 

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