続いて山城屋さん。



私、今シーズンもっともお酒飲んで「???」だったのはこの山城屋さんだったと思う。あっ、#町田酒造 さんの#トリプルはてな 除くです(笑)



山城屋さんというと以前は華やかな香りに甘みと酸味がでているジューシーなお酒と記憶していたが、今年全面リニューアルし全量生酛造りになったのだとか。



で、6月くらいに飲んでみる「?」



9月蔵元サミットでも飲んでみると「??」



で、今回ですよ。

あまりにも先を行き過ぎた日本酒と言ったらいいのでましょうか?表現が難しいのですが。。。



香りは抑えめな香り、華やかさはなく、抑えめでわずかに乳っぽい香りあり。口当たりは軽め、淡麗かな?と思うと生酛独特のコクで深みはある。そして辛口酒かなと思わせておいての酸味たっぷり。うーん、今までになかったお味。



今までの日本酒業界の構図としては淡麗辛口に対する芳醇旨口という二軸があったが、このお酒は、淡麗か芳醇かと問われればやや淡麗より、でも辛口かと言われればそうでもなく旨口、甘口でもない。例えると酸味のさわやかさ。



淡麗酸味??



もはや例えようのない味なんですが、三度飲むとだんだんこの味が愛おしくなって来るのですよね。ただ淡麗だけではもの足りない、でもグッとくる辛口はチョット苦手、じゃ、甘いお酒はというとうーんどうも苦手。。。なるほどそんな方、または沢山色々なお酒を飲んだ方々にこのお酒はピッタリなんでしょう。



そしてこの後味の酸味。

まさに洗練された創作料理のよう。

きっと若い女性には一杯目から受けることこの上なしな酒なんでしょう。食事にものすごく合いそうな予感です。



山城屋さん、今後も要チェックですね!