『どうして聞き取れないんだろう?』
『どうして話せないんだろう?』
『どうして成績が上がらないんだろう?』
『あんなに一生懸命勉強したのに・・』
日本人にありがちな、ずっと変わらない疑問を解決することが目的です。
30年近く高校で英語を担当し、
受験にも、外国人を前にした実戦の場面にも使えるように、
英語学習を変化させてきました。
僕が当時の生徒に繰り返し言ってきたことは、
『入試を特別と考えずに、英語としての本来の力を磨こう』
ということ。
音声を重視し、外国語学習理論にそった、
「耳から入る英語学習」を授業で実践しました。
結果は、センター試験へのリスニング導入初年度で目覚ましい効果を上げ、
難関国公立大学・私立大学の合格者数が激増しました。
それから10年以上が過ぎましたが、
今でも、「受験合格」を目指す学校の授業形式はあまり変わっていないようです。
現在、高校で教えられている科目は
「コミュニケーション英語」と「英語表現」が主ですが、
「ことば」にとって一番大事なこと
=音声の指導が生かされているとは言えない気がします。
今、英語教育は大きな転換期を迎えています。
「4技能」を観るはずだった新しい大学入試は民間試験が見送りとなり、
新共通テストの「リーディング」と「リスニング」のみとなりました。
配点も「100:100」です。
受験生はおそらく、
共通テストのための「リスニング対策」と「リーディング対策」
個別試験が課せられるならば
「ライティング」と「スピーキング」に、
別々の対策を練らなければ・・と、考えているかもしれません。
確かに、「書く」「話す」にはトレーニングが必要ですが、
英語は「ことば」です。
ことばの学習には、大量のインプットが必要であり、
もとの形を知らずにいきなり「書く」「話す」はできません。
日本語をそのまま英語に訳しても、
実際には使われない不自然な表現にもなってしまいます。
まずは「大量のインプット」で、英語の表現を身に付けること。
そのために、大量の文章量にメゲないこと。
それには、昔行われていた(?)文法訳読式の、
「後ろから前へ、返り読みして日本語訳」では対応できません。
頭から、読み返さずに、書いてある順に英文を理解する力
がいります。
それを行うには、「語彙力」も「文法力」も必要です。
学校で習ったことは決して無駄ではありません。
耳から入ってくる英語をそのまま理解するトレーニングを
正しい方法で行うと、「速読力」も上がります。
『最高の英語学習法』は、とてもシンプル。
今は、PCの環境、インターネットなど、
10年前に比べるとずっと学習しやすくなっています!
「学校英語がツール(道具)に変わる!」
楽しく正しい英語学習法をお伝えします。