師走といえば総報恩講 | 奏楽山西光寺BLOG

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浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

当山では”ソウホンコ”と呼ばれ親しまれている各家庭の報恩講さま・・・”おとりこし””家庭報恩講””在家報恩講”など、呼び名は各地様々イチョウ

旧村内の門徒戸数は家が絶えたり転居や核家族化の影響でひと昔前に比べて随分減りましたので、今年は私一人で予定を組ませていただいております。※スケジュールコーディネーターは坊守。

報恩講(2023)|本願寺出版社 (hongwanji-shuppan.com)

そして例年お配りしている報恩講施本ですが、本年は見合わせることにしましたもやもや

内容どうこうではなく、いまは宗門の方向性を見極める必要があり、本山(総局)に対する信頼が揺らいでいることは下に添付するニュースソースからもご理解いただけると思います下矢印

発起人との面会断る 新しい「領解文」推進策巡り 本願寺派総局 「宗会軽視」憤りの声:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

本願寺派、新しい「領解文」 総局「不当な干渉」指摘 推進策見直し決議案に見解:中外日報 (chugainippoh.co.jp)

仏教サンガとしてなさけな~い、ざんね~んな状況汗・・・門信徒はいつもおいてけぼり。

いったん心が離れた人を元通りにするのは容易ではありませんよ、人材損失など疲弊は避けられません事態は深刻です。

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法務の空き時間を利用し、本堂椅子を個体ごとに傷み具合をチェックし清掃メンテ・・・座面26cm×60脚(木製40/鉄製20)を運んで全身筋肉痛びっくりあせる

前住時代は低い机に合わせての会食時を想定して、低い椅子がたくさん必要だったのですね。

それと、ひと昔前のご門徒と現在のご門徒の体格差も多少関係していると思います。

法座(お聴聞)やコンサート時を想定すると・・・座面35cm/42cmを中心にレイアウトするのが理想。

現在は、座面40cm程度の長椅子4脚や座面42cm×10脚もあり・・・低い椅子は60脚も必要無く・・・20脚もあれば十分かと。

なるべく快適に本堂に座っていただくため・・・35cm椅子の追加と26㎝椅子の保管場所(或いは処分)が今後の課題です。

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報恩講用にお試しで導入した朱色の”カートリッジ蝋燭”が良かったので、白色も導入することにしました。

様々な業者さまから微妙に違う製品が販売されていますが、最もリーズナブルな優良品かと思います。

これで年間経費を削減できると同時に、蝋燭に関して門徒会にご負担をかけることもほぼ無くなります。

ただ一つの問題点は、これでまた伝統工芸(和蝋燭)の衰退に加担してしまうこと汗汗汗

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当山密かな”ほったらかし果樹園オレンジ”は、旧犬舎にスペースがあるため苗木を追加2本お取り寄せ。

数年前に買った”種無しスダチ”が実りまくって鈴生り、香りも味も最高だったので同じ業者様から。

見るからに発育も状態も良い苗木が届き期待できそう♫・・・”ほったらかし”と言いつつ今年は少し肥料(収穫木への御礼を兼ねて)を買い込んでおりますOK

もう1本はお初となる”ピンクレモネード”🍋・・・カクテルなんかにも使えそうで観賞用樹木としても良さげです。

釋俊彰おやすみ