『親鸞展』に参拝 | 奏楽山西光寺BLOG

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親鸞聖人生誕850年特別展 親鸞─生涯と名宝 - 京都国立博物館 (kyohaku.go.jp)

念願の親鸞展『親鸞聖人生誕850年特別展 親鸞─生涯と名宝』京都国立博物館に・・・坊守とお参りしてきましたお願い

コチラは月曜が休館日である為、なかなか行けそうな日がない汗

そもそも私と坊守、終日フリーな日がほとんど無く予定が合わない汗

 

そんなこんな5/9(火曜日)・・・夕刻に1件”別修永代経(家族参拝)”と夜に1件”中陰(七日参り)”・・・に間に合わせて自坊にもどる計画での半日弾丸ツアーでした車DASH!

ひさしぶりの国立博物館はとてもいい雰囲気。

連休明けの平日にもかかわらず来場者が多く親鸞ファンで大賑わい。

展示の目当ては、幾つかのご真筆(親鸞聖人の直筆)

 

ご真筆お名号のところで、年配お同行らしき方々から口々にお念仏がきこえてきて感無量お願い

もはや【鑑賞】ではなく【参拝】、ミュージアムではなくテンプルだ。

 

私自身の人生にも大きく影響をおよぼした親鸞聖人。

 

自筆で、愚禿(愚かなカムロ頭、或いは、ハゲ頭)親鸞  八十四歳 書之、などと記されていました❕❕か、かわいい❕❕じ、じいさん❕❕

 

どちらかというと基督教(カソリック)の影響をうけて育った坊守も、今では親鸞さんの人間味あふれる生き方や歎異抄の言葉や和讃(やわらぎ褒め)に心酔し続けている様子。

 

決して、宗教的リーダーとか奇跡のスーパーマンでなく、法然聖人と出遇い、師匠をふくむ七祖をリスペクトし、阿弥陀さまに帰依し、生涯お念仏を慶ばれた人。

堂々と妻をめとり家族を大切にされた人。念仏弾圧。目に入れても痛くない息男を義絶。波乱万丈のなかに、真実の一流(ひとつの流れ)を貫いた人。

 

記念グッズもあれこれゲットできましたグッ

 

マエダ珈琲で休憩コーヒー

自坊ではスイーツ(甘い物)を控えていますが、お出かけのときは特別・・・いただきましたショートケーキ

 

『親鸞展』は5/21迄、ご興味ある方お見逃しなく‼

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『親鸞展』を堪能させていただいて、以前に増して浮き彫りになった『新しい領解文』・・・宗意安心の上で重大な誤解を生じる文言。・・・親鸞聖人がご在世だったら、どのようにおっしゃるだろうか?

 

先般、勧学・司教有志の会から、声明(四)が発せられた。

慶讃法要後に大きな動きがあるかもしれません。

もうすでに本願寺派だけの問題ではなく、親鸞門徒(浄土真宗各宗派)全体を巻き込んでしまっています。

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さて、日付変わっての5/10は午後2時から『御文章講座』第一回め”末代無智章”です。

浅学不肖な私が読物実演と解説をさせていただき、所要70分ほどと短め。ご興味ございましたらご参加ください。

 

当山所蔵の『御文章』を実際に触ってご覧いただけます。

釋俊彰おやすみ