2月下旬は月参り(常逮夜)がお休みの期間です
どうぞよろしくお願いいたします
冬季は、夏季や師走の休務期に比べ多少ゆとりがありそう?で・・・実は二月下旬も結構やるべきことが多い
次年度の年間行事予定を詰めたり、年度末にむけての寺務(事務)作業・・・具体的には、春法要の案内状作成や、日曜学校の修了証や記念品の準備、次年度の出席カード作成・・・いま仏婦とめぐみ会がストップしているぶん少しマシですが、けっこう濃くて重要な時期なのでした。
フライヤー作成途中の先取り情報ですが、本年の総永代経法要は世の動向が気になるのでぎりぎりまで白紙状態でしたが・・・先日、日取りを4/26で調整しご講師も決まりました。
詳細は、またあらためてお知らせさせていただきます。
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弔用の本堂打敷一式を・・・本年一月に新調させていただきました
さっそく本堂利用によるご門徒の満中陰法要がありましたので有り難くつかわせていただきました。
ここしばらく本堂利用の葬儀はありませんが、この一式があるだけで急な依頼があっても心丈夫です。
そして、この打敷がかかったお内陣で充分すぎるお荘厳であり、お花畑のような大そうな壇は特に必要ありません。
尚、葬儀規範集を参考にガチガチに必要と考えていた弔用の『戸帳』や『下掛(水引)』については・・・「わざわざ誂えるメリットがない」とのアドバイスを織物店担当者からいただき・・・予算的にもホッとしたのでした。
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やはり庫裏のエアコンが調子悪く、メーカーさんに視にきてもらいました。
ここまで凍るのは見たことがないと驚かれてしまい、あとからFAXで届いた修理見積もりに・・・今度はこちらが驚かされてしまいましたオーマイBUDDHA!
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お坊さんの愛用率が高い懐中時計・・・私にとっては、お葬儀やご法事で無くては困る困る・・・非常に困る大切なアイテムです。
☝私の懐中時計たち☝
①『時間にシビアな時代になった』
②『複数の僧侶でお勤めする仏事が少なくなった』
③『腕時計や携帯をチラ見するのはマナー違反』
例えば①②、葬儀社スタッフさんとの打合せで必ずたずねられるのが”全体の所要時間”です。
ところが、現代は役僧さん(時間配分を含め気配りのエキスパート)という役割のお坊さんを雇われないことがほとんどとなり、自己責任で時間配分を考えることが必要となり、懐中時計を経卓において読経ペースを調整。
③は、やはり不細工な所作でマナー的にもよろしくない。
※雅楽の演奏時なども腕時計やアクセサリーは外さないと出仕できない決まりになっています。
①の『時間にシビアな時代』でいうと、所要時間だけでなく”月参り”の到着時間にも言えることですが・・・月参り(逮夜参り)に関しては、複数のお宅をラリーする流れの中にあり、計ったようにきっちりちょっきりぴったしには毎度おうかがいできないのでした。←ここらへんの説明とご理解がムズカシイ時代になりました
釋俊彰