10/24(日)・・・報恩講の二日めは今年で”八年目”となりました『第八回 報恩講コンサート』♬
ちょっと今までの流れを綴っておきます。
平成二十四年まで当山報恩講は四座八席(昼・夜・昼・夜)の二日間行事としてお勤めしていました。〔意外に最近までねばっていた(^^;〕
その数年さかのぼった時期から役員方(当時の)より、日程短縮化の打診というか要望が出はじめていたんですね・・・前住&前坊守は「これも世の流れか」と最終的に受け入れる覚悟で残念がっていたのをおぼえています。。。
一日報恩講にしちゃうと経費的にも肉体的にも正直ラクではありますが、ちょっと残念というか、もったいない・・・『報恩講』は特別ですから。
平成二十五年九月付で事務手続き上は私が住職でしたが、その直後、平成二十五年はご講師の都合で三座六席(昼・夜・昼)という少し変則日程の『報恩講』でした。
日程の短縮化については門徒の一部からも反対意見がありましたので、どうにか二日間行事として残すことを考え・・・いまの役員方にお願いし二日目はコンサート形式の祖徳讃仰とさせていただくことになりました。
その第一回目が翌年の平成二十六年・・・二日目にオテラ歌手でオペラ歌手の花月真さんをお招きし・・・堂内の空気が一変・・・喜びに満ち溢れた・・・音楽のチカラすごい・・・とても衝撃的でした
そこからの”八回”なんですね。
最初の目標であった十年がみえてきました・・・。
ご賛同いただき「二日間行事として続けてほしい」とご門徒のほうから言ってもらえるような内容の濃さ(寺づくりも含めて)を目指していかねば!と、さまざまな反省点や自戒をこめつつ、出来るだけ続けることを目指しております。
尚、もともと『報恩講』は全門信徒が参加必須の行事で、上記の平成二十五年頃までは欠席門徒のお宅まで役員方が集賽(しゅうさい)に出向かれていました。これは大変なご苦労だったと思います。
しかしながら、現体制になって役員方からも相談があり、今の時代にそぐわないとの意見で一致しました。
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さて、ここから本題に戻ります『第八回 報恩講コンサート』
前夜のお座終了後に大まかな設営・・・ミニステージは内陣回畳を重ねインド製の布地を被せたもの。
本年の出演は”れ・みぜらぶるず”さん
音曲漫才師として天満繁昌亭や神戸喜楽館に出演されている”れ・みぜらぶるず”さん
吟遊詩人でシンガーソングライターのリピート山中さん&ブギウギピアノの名手でアコーディオン奏者・唄のフランシー堺さんのコンビ❕
それぞれに他のユニットやソロでもご活躍・・・多彩でどこを切っても楽しめる金太郎飴
ご機嫌なピアノソロ(ブギウギピアノ)に思わずスタンディングオベーション
『孤高の人よ~加藤文太郎のうた』・・・山登りをしたことのない私ですが情景がうかび心に染み入る名曲。
サッポロ黒ラベルのうた『それぞれの味』・・・お念仏の替え歌にもできそうな人生讃歌♬・・・坊守も大好きな歌です。
焼肉『ヨーデル食べ放題』・・・いっかい聴くと病みつきになる(^^;
今回、自分自身にとっての裏テーマは”コロナ禍でこり固まったココロとアタマ(脳)を柔らかくほぐす”・・・そんな企画でした(^^;
まるでお説教のように、しんみりほっこり大爆笑!!・・・来堂いただけた皆さんには相当喜んでいただけたようで大円成!!・・・おかげさまで素敵な報恩講となりました。
お寺などのあらゆるイベントにチョーチョーおすすめ❕❕何度でも美味しい”れみぜらぶるず”さん
寺門一同またのご縁を楽しみにしています
釋俊彰