総報恩講も八日目・・・ゴールが見えて参りました。
移動時間も含めて一軒につき25~30分でスケジュールを組ませていただいている為、今年も法話代わりに施本をお配りしています。
多くのお宅で朱ロウソクが用意され、前卓に打ち敷が掛けられ、五具足でお荘厳してくださっています。
※用意できない場合は、白ロウソクや三具足でも構いません。
また、多くのお宅で赤飯のお仏飯があがっているのは、”祝”ではなく親鸞聖人の好物が小豆であったと伝わるからで、宗祖のご遺徳をしのぶ報恩講ならではのことであります。
※いつものお仏飯でもOKです。
~さて、ここまでの期間中を少しふりかえります。
総報恩講四日目の12/14は・・・夕刻に葛城市で別法務があり・・・そのままの足で橿原市にあるJAのセレモニーホールへ。
県内で所属しているほうの雅楽団体関係者の通夜がお勤めされ、引き続いて集まった楽人12名で演奏(献奏)させていただきました。
故人さまはうちの遠い寺親類にもあたり雅楽に造詣の深い方で、穏やかなお人柄が思い出されます。
五日目12/15は、日程を終えての夕刻から當麻町の『木伊』へ。
本年の拙寺報恩講コンサートに出演くださった敬愛するアーティスト”ヒナタカコさん”が福井からご来演でした。
奈良に骨を埋める覚悟で移住されているジブリジャズの野上朝生さんを含むトリオ演奏。
バンドをバックに歌うヒナさんはキュートでちょっとお茶目。
そしてそして・・・ピアノを前に座ると何かがおりてきます(^_^;)
二上山の雄岳と雌岳の合い間に沈みゆく夕陽を横目に弾き語り
おかげさまで法務の疲れが吹っ飛びました。
六日目12/16の午後は、家族ぐるみでお世話になっている大浦ピアノ教室の発表会へ。
坊守は本年も”影アナ”を担当
そして、新発意(小6)はプロのカホン奏者とのDUOでジャズスタンダード曲を演奏させていただきました。
で、その演奏を見とどけ・・・ダッシュで大阪へ
蕚先生主宰の大阪勉強会へ遅参
忘年会Specialということで先生のレアネタがお聴聞できるとあらば
会所寺院がなんと、念願の南照寺さま
なんで?念願かというと・・・実は茶臼山にある大谷派の南照寺さまとは、
どうやらご先祖が繋がってらしく、うちの古文書にたびたび登場しているから。
とおいとおい親戚ということになりますか?
ご縁って本当に不思議ですね。。。
しかも、現ご住職の友澤さんは谷大時代のひとつ上の先輩(当時は互いに認識ありません)であり、
プロ級のミュージシャン(ギタリスト)であり、高座説教師なのですが、
いろいろ面白そうなことをされているんですよ・・・・・・・。
そのひとつが・・・『居酒屋説法』!!
ツイキャスで放映されているのでご興味ある方はチェックしてみてください。
いつもは京橋にある居酒屋から放送されていますが、この日は年末スペシャルご自坊からでした
忘年会のお店はなんと!先日、雅楽関連の忘年会で来た同じビルのひとつ上の階。
数々のお店がある天王寺界隈、これもなかなかすごいです。
12/17、拙寺の総報恩講七日目
本山では阿弥陀堂の修復工事に先立ってご遷座・ご動座法要が勤修されました。
https://www.sankei.com/west/news/181217/wst1812170041-n1.html
最後は、カープソース画像で〆たいと思います。
安芸教区の知友が来寺したときにお土産でいただいたのがキッカケで、家族全員カープソースにはまってしまいました
釋俊彰