お寺の方(寺族)なら共感していただけると思いますが、年中行事クラスの法要は準備が80%ぐらいでしょうか?
拙寺の場合、数年(平均して2年ほど前)遡っての、ご講師への出講依頼から既に準備は始まっていると言えます。
当日を迎えれば、ほとんどやるべきことは完了しているのです。
後は、あれやこれやミスorトラブルが起れどタイムスケジュールをこなしていくだけであります。
本日は境内の独り一斉清掃を行い、堂内は坊守と共同作業で永代経法要バージョンのお荘厳に着手しました。
とにかく黄砂と蜘蛛の巣がすごいのです
お寺では蜘蛛を駆除しませんのでイタチゴッコ。
親鸞さまも黄砂を拭うべくシャワーを浴びていただきました。
おっ虹がかかっています(^.^)さすがご開山!
完璧にはいきませんので、細かいところはご容赦くださいね。
ところで、これはお荘厳のどの部分でしょうか?
そう。前卓(まえじょく)にかける下掛(別名:水引)。
破れも数箇所アリ・・・御修理に出すか迷っておりました。
でも、実は・・・寸足らずでありまして、拙寺の前卓に対して少し小さい。
ほら、三面を覆わないといけないのに横から見えちゃってます
そんなタイミングで懇ろなる御志を賜りましたので、思いきって新調することに致しました。
おかげさまで、一気に雰囲気が明るくなった
ホラ、横も大丈夫(^.^)余裕です。
きっちり採寸して綺麗にお仕立てくださいました。
打敷をかけるのがもったいないぐらいの下掛です。
とか言いながら掛けると・・・おおっすごい!
永きに亘り大切に使わせていただきます。
また、他の方からのご懇志で視聴覚教材を買わせていただきました。
仏典物語・全六巻
実はビデオ(VHS)は所有しているのですがDVDで買い直し。
教化活動で役立たせていただきます♫
総永代経法要は、4月17日(火曜日)
http://shinshuhouwa.info/article/index.php?id=29230
◇昼座:午後2時~
◇門徒総会:午後4時~
◇夜座:午後7時~
ご講師は、本願寺派布教使・若林眞人〔大阪教区〕先生です。
多くの真宗寺院では、『春季』と『秋季』にわけて年二回お勤めされている『永代経法要』ですが、拙寺では”春に年一回だけ”ということで引き継がせていただいております。
そんな貴重な機会ですので、どなたもご参詣・お聴聞くださいませ。
釋俊彰